■解 説■
■気象観測データについて■
日本原子力研究開発機構 大洗研究所では、気象観測塔(地上90m)及びその周辺露場において気象観測を行っています。
電気式温度計
転倒ます型雨量計一転倒雨量:0.5mm
観測された気象データは大洗研究所環境監視棟で収集管理しています。風速が0.5m/s未満の場合は静穏時と呼ばれ、表記上「calm(カーム)」と表しています。
■大気安定度について■
大気安定度とは、大気の状態を示す指標で、地上10m高の風速と日射量及び放射収支量によって、A、 A-B、 B、 B-C、 C、 C-D、 D、 E、 F、 Gの10段階に分類されます。大洗研究所では原子力安全委員会で作られた「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針」に基づいて気象観測を行っており、大気安定度もこの指針に基づいて決めています。