深地層研究計画の状況

令和2年8月の調査研究の状況

令和2年8月7日(金)更新

人工バリア性能確認試験 人工バリア試験体取出し試験施工
(作業状況:鉄筋の組み立てとコンクリートの打設)

350m調査坑道の試験坑道4で実施している人工バリア性能確認試験の解体工事※に先立ち、解体方法に関するノウハウ等を取得するため、350m調査坑道の試験坑道1において試験施工を行っています(図1および図2)。
 現在は、人工バリア性能確認試験の一部を模擬したものを設置するために、埋め戻し材設置部の鉄筋の組み立て(写真1)とコンクリートの打設(写真2)を実施しています。
 今後は、埋め戻し材の設置、プラグの施工、試験孔の掘削、人工バリア(模擬オーバーパック、緩衝材)の設置を行い、一定期間注水した後に解体を行う予定です。

※人工バリア性能確認試験の解体工事とは
 試験坑道4内に設置した模擬オーバーパック、緩衝材、埋め戻し材、プラグ、周辺岩盤、設置センサーやそれらの境界などの状況を確認するために、分析可能な状態でそれらを取り出す工事です。

作業工程イメージ図

図1 作業工程イメージ図

人工バリア試験体取出し試験施工 設置イメージ図(試験坑道1)

図2 人工バリア試験体取出し試験施工 設置イメージ図(試験坑道1)

鉄筋の組み立て状況

写真1 鉄筋の組み立て状況

コンクリートの打設状況

写真2 コンクリートの打設状況

写真をクリックすると大きなサイズで写真をご覧いただけます。

これまでにご紹介した調査研究の状況

Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Rights Reserved.