第8章 「ふげん」における運転・保守技術の高度化![]() |
第 8 章 |
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図8.3.25 無線式エリアモニタ
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アモニタ)を用いて、除染対象系統各部の19箇所で連続モニタリングを行った。 また、上記連続測定とは別に、除染効果を定量的に評価するため、除染前後に電離箱式サーベイメータを用いて、機器配管表面線量当量率を約200ポイントで測定した。 さらに、作業時の被ばく管理のため、作業雰囲気空間線量当量率を約100ポイントで測定するとともに、除染設備廻りの除染作業員の立ち入る個所については、自動表示装置を設置し、不要な被ばくを防止するよう努めた。 ( ![]() 炉外材料健全性確認試験により、除染液が、構造材に腐食等の影響を及ぼさないことを確認しているが、念のために、実際の除染時においても、材料健全性が維持されることを確認するため、圧力管内に試験片を装荷し、腐食及び応力腐食割れについてのモニタリングを行った。 (5)除染時の状態 ![]() ( ![]() 除染剤濃度は、2回の除染とも計画どおり、酸化剤(KMnO4)目標濃度500 ppm、還元剤(シュウ酸)目標濃度2,000 ppmに対して、それぞれ±10%範囲で調整することができた。還元除染中の除染液のpHについても、ほとんどの期間で2.2〜2.7と目標としていた2.5±0.3に調整することができた。また、 |
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