第8章 「ふげん」における運転・保守技術の高度化![]() |
第 8 章 |
表8.3.7 HOP除染法による除染性能試験(ビーカー)結果
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表8.3.8 ユニット型除染試験装置を用いた実機除染模擬試験結果 |
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を詳細に調査し、模擬試験片を用いて、表8.3.9に示す除染中の腐食、除染後の影響、SCC感受性、隙間部で懸念される残留除染液の影響に関する材料健全性確認試験を行った。除染中の腐食については、表8.3.10に示すようにマルテンサイト系ステンレス鋼SUS403Mod、炭素鋼STPT49に対して全面腐食に及ぼす除染剤の影響が若干認められたが、1回当たりの除染における腐食量の許容目安値(ステンレス | 鋼:1μm以下、炭素鋼:10μm以下)を満足することが分かった。除染剤の影響は、これ以外の構成材料に認められなかった。溶接部及び異種材接触部の各腐食は、いずれも全面腐食の試験結果と差異はなく、局部腐食など異常な腐食は認められなかった。 模擬炉水環境に、除染を経験した試験片を入れ、除染後のSCC感受性、全面腐食及び異種材接触隙間 |
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