第7章 プルトニウム利用技術の確立及び実証![]() |
第 7 章 |
![]() 図7.3.25 領域出力のPOLESTAR(近代ノード法)計算値との差 |
示す。 実績値とATROPOSによる計算値の差は、領域出力は、約2.0%以内、ループ出力は、約1.5%以内であった。この結果、プロセス計算機による領域出力及びループ出力監視が、十分な精度をもって行われてきたことを確認した。 また、燃料取替計画作成に使用しているPOLESTAR差分法及び近代ノード法と実績値の差は、領域出力は、約3.5%以内、ループ出力は、約1.8%以内であった。 (3)集合体出力分布評価 ![]() γスキャニング測定は、炉心から取り出した燃料集合体の出力分布及び燃焼度分布の測定を行い、得られた結果を炉心設計コード(POLESTAR)等に反映させ、これらの精度向上に資することを目的としていた。「ふげん」においては、昭和62(1987)年度に装置の機能確認を行い、昭和63年度に燃料集合体1体の燃焼度測定を実施した。 平成2(1990)年度計画停止時(第15サイクル運転終了後)においては、標準燃料の出力分布及び燃焼度分布測定を行った。測定した燃料集合体は、出力分布測定が6体、燃焼度測定が6体の計12体である。また、第9回定期検査時(第16サイクル運転終了後)においては、照射用ガドリニア燃料タイプ ![]() ![]() |
![]() γスキャニング装置は図7.3.26に示すように、サイト内の使用済燃料プール内で使用するものであ
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