第6章 「ふげん」の運転実績![]() |
第 6 章 |
![]() 図6.1.77 原子炉冷却系Bループ 線量当量率変化比グラフ ![]() 図6.1.78 ふげん発電所過去定期検査線量実績 |
内部被ばく管理については、現在までにγ線核種による異常な内部被ばくは発生していない。また、トリチウムによる内部被ばくにおいても、重水中のトリチウム濃度が、年々上昇しているにもかかわらず、種々の作業管理、防護具の着用により、現在までに異常な被ばくは発生していない。 (5)被ばく低減実績 「ふげん」においては、被ばく低減対策を推進するため、「被ばく低減対策専門部会」及び下部組織として、「被ばく低減推進ワーキンググループ」を組織し、被ばく低減にかかわる各種調査検討及び計 |
画を立案し、積極的に被ばく低減を実施している。 具体的な被ばく低減対策は、線源の減少、作業の合理化、教育啓蒙に分類できる。 ![]() 原子炉停止中においては、給復水系ホットドレンオフにより、原子炉運転中においては、酸素注入により、原子炉冷却系への鉄の持ち込みを抑制し、線源を減少させている。 また、原子炉冷却系の化学除染を実施し、作業環境の線量当量率を大幅に減少し、被ばく低減に大きな効果を挙げている。 |
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