第6章 「ふげん」の運転実績

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1/10を超えていないことを確認している。なお実際は、上記表面密度の更に1/10の値で安全側に管理している。アテンダントポイントでの監視状況を写真6.1.5に示す。
 また、主排気筒、固体廃棄物貯蔵庫、重水精製建屋等の飛地管理区域の立ち入りについては、チェックポイントにおいて、線量計及び建屋入口鍵の貸し出し、名簿管理を行っている。
 出入管理にあたっては、入域してくる多くの作業



写真6.1.5 アテンダントポイント監視状況写真

員に対し厳正な監視を行うため、警報付ポケット線量計(APD)を利用した被ばく管理自動化システムにより、出入管理業務の自動化・高度化を図っている。システムの写真を写真6.1.6、データ処理フローを図6.1.73に示す。
 作業管理については、作業者の被ばく線量を合理的に達成可能な限り低く抑えるため、作業許可制による作業管理を行っている。作業内容により、定常的な作業でありあらかじめ放射線防護手順が定めら



写真6.1.6 APD被ばく管理自動化システム




図6.1.73 被ばく管理システムのデータ処理フロー


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