第6章 「ふげん」の運転実績![]() |
第 6 章 |
表6.1.2 運転員の級区分及び職務
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の改善がうたわれ、これを受けて「ふげん」に6班3交替制を導入する決定がなされ、約1年間の検討期間を経て、平成11(1999)年3月22日より、5班3交替制から6班3交替(4班3交替1日勤班、1教育班)へ移行した。
教育班は、異常時対応操作の教育、シミュレータ訓練、保安規定に定めらている保安教育の実施を行い、運転員の教育・訓練の充実、効率化を図るとともに、訓練効果の向上を果たすことができた。 ![]() 廃棄物処理系のうち、液体廃棄物処理設備、固体廃棄物処理設備及び雑固体廃棄物処理設備の運転は、常駐協力会社へ業務委託して運転管理を行っている。 また、重水精製装置の運転も、常駐協力会社へ業務委託している。 (3)運転操作手法の確立 「ふげん」の運転方法は、BWRと類似しているが、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() などの点で異なり、それぞれ独自の運転方法を確立している。 ![]() 燃焼による炉心全体の反応度の減少量(負の反応度)と重水中のポイズンの燃焼による反応度の投入量(正の反応度)とを比較した場合、重水中のポイズン濃度が約4ppm以下である場合、負の反応度の効果が大きく、その分を制御棒が補償するため、自動制御棒は、引抜き傾向となる。逆に、重水中のポイズン濃度が約4ppmより大きい場合は、自動制御棒は、挿入方向となる。 ![]() 給水調節弁の切替時期は、低流量調節弁の容量により決められる。運転開始当初は、この弁の容量が |
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