第5章 「ふげん」の建設

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属設備の据付けとともに、洗浄作業、耐圧試験を同51年7月に終了した。タービン系統は、保管中に錆が発生しやすいため、温風を吹き込んで保管を実施した。
 また、発電機を昭和50(1975)年9月18日から組立て、電気機器の取付け、センタリングの調整、オイルフラッシング、シーケンステスト等の単体試験
  を同51年9月に終了した。
(10)電気・計測制御設備
 「ふげん」本体機器の試運転用電力は、275kV超高圧電力系統(関西電力美浜線)から受電するため、昭和49年4月から5月にかけて、原電敦賀発電所の開閉所に隣接して「ふげん」の開閉所鉄構を組立てた。以後遮断器、断路器、起動変圧器、OFケーブ


図表5.3.6 タービン


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