■□■  JAEAメールマガジン   2016.09.16No.437

 

Contents

┣【1】 トピックス

┣【2】 広報誌情報

┣【3】 イベント情報

┗【4】 その他の情報

 

…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-

 

\「第11回 原子力機構報告会」開催/

118日、有楽町朝日ホールにおいて第11回 原子力機構報告会を開催します。最近の
主な研究開発成果及び事業の進捗状況についてご報告させていただくほか、「我が国
の将来を担う原子力技術と人材」をテーマに
パネルディスカッションを予定しておりま
す。10月上旬より参加受付の開始を予定しています。詳細は下記URLをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku11/

 

 

\ラグビーボール型に変形した原子核のハサミ状振動の全体像を明らかに/

【核不拡散・核セキュリティ総合支援センター】

原子力機構は、量子科学技術研究開発機構、米国エネルギー省との共同研究により、ラ
グビーボール型に変形したタンタル原子核のハサミ状に動く振動を、ガンマ線を透過させて
高精度で観測することに成功しました。この結果、タンタル原子核におけるハサミ状振動が
従来の測定結果の約2倍強く、さらに、エネルギーの異なる複数のガンマ線放出を伴う原
子核振動の減衰プロセスが存在することを初めて突き止めました。この手法で複数の原子
核の振動や回転を調べることで、核物理学の根本的な理解につながることが期待できます。
さらに、ウランやプルトニウムなど核セキュリティ上重要な物質ではハサミ状振動が非常に
強く現れることから、今回見いだした振動の減衰時に放出されるガンマ線を測定することで、
核物質の非破壊検知に役立つ可能性も期待できます。

http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16091201/

 

\新材料ゲルマネンの原子配置に対称性の破れ/

【先端基礎研究センター】

原子力機構は、東京大学、高エネルギー加速器研究機構との共同研究により、全反射高
速陽電子回折(TRHEPD)と呼ばれる手法を用いて、原子1個分の厚みしかない“ゲルマネ
ン”の原子配置を実験的に明らかにすることに成功しました。鉛筆の芯である黒鉛から原
1層分だけ取り出した物質はグラフェンと呼ばれ、究極的に薄く、超高速に電流を流せる
など、これからのナノテクを支える素材として期待されています。そのグラフェンの炭素原
子を全てゲルマニウム原子で置き換えたものがゲルマネンです。ゲルマネンではグラフェ
ンにはない特異な性質を持つことが予想されており、現在、ポストグラフェンとして世界中で
精力的に研究されています。今回、ゲルマネンの骨格となる原子配置が明らかになったこ
とにより、ゲルマネンを用いた省エネ・高速・小型の新しい電子デバイスの設計・開発の促
進が期待されます。

http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16091301/

 

\物質科学研究センターHPをリニューアル/

【物質科学研究センター】

物質科学研究センターのホームページをリニューアルしました。従来に比べてより見やすく、
知りたい情報にアクセスしやすくなりました。今後、研究の実績・成果等の情報を発信して
いきますので、是非ご覧ください。

http://msrc.jaea.go.jp/index.html

 

\原子力機構週報(910日~916)

http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16091601/

 

…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-

 

\「夏海湖の四季」 第79号/

【大洗研究開発センター】

「理科授業 いろいろなエネルギーを学ぼう~放射線~」、「国内外若手研究者・技術者の
ためのJMTRオンサイト研修」ほか。

http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/pamphlet/pdf/natsumi_79.pdf

 

\「つるがの四季 No.112」を発行/

【敦賀事業本部】

「現場職員が語る『もんじゅ』の現状とこれから」、「もんじゅ・ふげんREPORT」ほか。

http://www.jaea.go.jp/04/xturuga/shiki/pdf/tsuruga-no-shiki-112.pdf

 

★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★

 

\「平成28年度東濃地科学センター 地層科学研究 情報・意見交換会」開催/

【東濃地科学センター】

東濃地科学センターでは、103日に「平成28年度 東濃地科学センター 地層科学研究
情報・意見交換会」、104日に「瑞浪超深地層研究所 深度500m水平坑道見学会」を
開催します。地層科学研究を適正かつ効率的に進めていくため、研究開発の成果や状況
及び今後の研究開発の方向性について、大学、研究機関、企業の研究者・技術者等に広
く紹介し、情報・意見交換を行うことを目的としておりますので、是非ご参加ください。詳細
は下記URLをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics1609_1/index.html

 

New! \計測システム研究会2016

J-PARCセンター】

1013日、14日に計測システム研究会2016を開催します。大強度・高輝度ビーム利用
実験の装置開発について議論する研究会として、議論の機会が少ない、様々な分野で活
躍する装置開発者を一堂に会し装置開発の現状と今後の展開について議論することで、
情報交換にとどまることなく連携活動のきっかけになることを開催の目的としています。

詳細は下記HPをご覧ください。

http://openit.kek.jp/workshop/2016/dsys/main

 

New! \「核セキュリティを支える技術開発に係る国際シンポジウム」開催/

【核不拡散・核セキュリティ総合支援センター】

核不拡散・核セキュリティ総合支援センターは、1027日に「核セキュリティを支える技術
開発に係る国際シンポジウム」を開催します。原子力機構は、2010年の核セキュリティサミ
ットにおける日本のコミットメントに基づき、核鑑識技術、核セキュリティに資する核物質の
測定・検知技術開発を推進してきました。この分野に関係する研究者、政策立案者、規制
機関、法執行機関、警備当局や産業界関係者と共に核セキュリティの為の技術開発の今
後の方向性を議論する為のシンポジウムとなりますので、興味のある方は是非ご参加くだ
さい。詳細は下記URLをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/04/iscn/activity/2016-10-27/announce.html

 

\地下を体験する見学会/

【幌延深地層研究センター】

4月から10月の第4日曜日に施設見学会を行っています。参加は無料です。

9月の見学会は25日です。18日までに空き状況をお電話でご確認の上お申込みください。

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

 

【瑞浪超深地層研究所】

地下を体験する見学会を毎月開催しています。参加は無料です。

9月の見学会は24日です。20日までに空き状況をお電話でご確認の上お申込みください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

 

…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-

 

\平成28年度「大学等への公開特別講座」/

原子力機構では、全国の大学や大学院、高等専門学校に当機構の研究者や技術者を講
師として派遣しています。理工系だけでなく、文系や高等専門学校の方々にも受講してい
ただける講座を準備しています。

お申込みや講演テーマの一覧については、下記HPをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/kouza/

 

\平成28年度 防災業務関係者自らの放射線防護研修/

【原子力緊急時支援・研修センター】

国及び地方公共団体など原子力災害対策を行う公的機関への支援の一環として、防災業
務関係者自らが活動時に放射線被ばくや汚染を防護するための基礎研修を行っています。
今年度分の集合研修はすべて終了しましたが、団体研修のお申込みは随時受付けていま
す。

詳しくは下記HPをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html

 

\技術習得や国内研修を支援しています/

【原子力人材育成センター】

原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施しています。
入門的なコースから、原子力機構の施設や設備を使って本格的な実習を行うものまで、さ
まざまなコースがあります。詳しくは下記HPをご覧ください。

http://nutec.jaea.go.jp/application_training.php

 

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原子力機構の様々な情報をお伝えします。

https://twitter.com/jaea_japan

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<発行>国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 広報部

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