幌延深地層研究センター ゆめ地創館

To The Future/JAEA 未来へげんき
To The Future/JAEA 未来へげんき
jaea
jaea 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究内容を分かりやすくご紹介しています。

原子力発電所で使用された燃料は、再処理を行うことで約95%が再利用できるようになります。一方、残りの約5%は再利用できない燃えカスで、高レベル放射性廃棄物と呼ばれるものになります。
幌延深地層研究センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発を行っており、併設されているゆめ地創館では、一般の方にもご理解いただけるよう、研究内容を分かりやすい説明と展示方法でご紹介しています。(※放射性廃棄物を持ち込むことや使用することはしていません
また、館内に設置しておりますリアルタイムモニタにて、地下施設の現在の整備の様子をご覧いただけます。

地層処分の研究開発って専門的で難しそう…と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ゆめ地創館では工夫を凝らした館内展示を行っています。
地下500メートルの地下空間への移動を模擬体験できるエレベータや、触って楽しむ地下の世界、雄大な風景を一望できる展望階、地下深くにある調査坑道の「今」が見られるリアルタイムモニタなど、見どころもたくさん。

バーチャルゆめ地創館見学

ゆめ地創館の見学を疑似体験できる3Dコンテンツです。

ゆめ地創館に併設されている地層処分実規模試験施設も、無料で見学することができます。
実規模試験施設のコンセプトは「実物」や「実際の挙動」を見ていただくこと。人工バリアという、高レベル放射性廃棄物と地層を隔離するための構造物も、実際の大きさのものを展示しており、係員による説明やベントナイトという粘土の実験なども行っています。

エゾリス博士

ゆめ地創館の団体での見学について

ゆめ地創館を団体で見学される際、係員による館内のご案内を必要とされる場合は、事前にご連絡いただき団体見学申込書をご提出いただいております。
詳しくは、ゆめ地創館までお問い合わせください。

ゆめ地創館は北海道北部の幌延町にあり、お車のほかJRやバスといった公共交通機関でもお越しいただくことが可能です。すぐ隣にはトナカイと触れ合うことがのできる「トナカイ観光牧場」もございますので、幌延町・宗谷地方の観光の際にもお立ちよりください。