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原子力機構の施設の状況

茨城地区の施設状況

茨城地区の研究開発拠点においては、平成23年3月の地震により、原子炉施設等の建家自体は影響はありませんが、関連施設や一般の建物において大きな被害を受けました。

一方で、環境への放射性物質の漏えい、火災、負傷者等はなく、安全上の問題は発生しませんでした。

各施設とも安全は確保されていますが、修復すべき箇所が多岐にわたっており、予算や点検・復旧スケジュール等を含めた復旧計画に従い順次復旧を進めております。

平成23年10月5日、大洗研究開発センターが文部科学省へ「JMTR 原子炉建家に関する点検の状況(容量:0.3Mバイト)」について報告しました。

(各施設の状況(平成23年7月末時点))

・東海研究開発センター(原子力科学研究所(容量:12Mバイト)核燃料サイクル工学研究所(容量:3.8Mバイト)

大洗研究開発センター(容量:1.2Mバイト)

平成23年5月30日、東海研究開発センター(原子力科学研究所(容量:1.5Mバイト)核燃料サイクル工学研究所(容量:2.2Mバイト))が文部科学省へ「東北地方太平洋沖地震に伴う被害状況」(平成23年4月22日の報告以降に確認されたもの)について報告しました。

平成23年4月22日、東海研究開発センター(原子力科学研究所(容量:8Mバイト)核燃料サイクル工学研究所(容量:5Mバイト))、大洗研究開発センター(容量:14Mバイト)が文部科学省へ「東北地方太平洋沖地震に伴う被害状況」について報告しました。

平成23年4月19日、第12回原子力委員会定例会議において、原子力機構は「東日本大震災に伴う対応状況」について報告しました。

(各施設の状況(平成23年3月末時点))

・東海研究開発センター(原子力科学研究所核燃料サイクル工学研究所

J-PARCセンター

大洗研究開発センター

那珂核融合研究所

茨城地区以外の施設状況

「もんじゅ」の状況  茨城地区以外の研究開発拠点においては、平成23年3月の地震による被害は発生しておらず、安全は確保されています。

「もんじゅ」の状況
 「もんじゅ」は現在、原子炉を停止しています。原子炉内の核燃料の崩壊熱も低く、使用済燃料の崩壊熱も極めて低い状態で、安全に管理されています。
 また、「もんじゅ」では、東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえた、全電源喪失を想定した訓練も実施しています。取り組みの詳細は、こちらから。

以上


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