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第10回 原子力機構報告会
「原子力機構の新たな出発 ~研究開発成果の最大化と課題解決に向けて~」

閉会挨拶 (テキスト版)

閉会挨拶

原子力機構理事の森山でございます。本日は、第10回原子力機構報告会に多数御参加いただき、厚く御礼を申し上げます。

また、インターネット中継でご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回の報告会は、国立研究開発法人として新たな中長期計画に基づく最初の報告会でございました。もんじゅの問題などを含め、機構がどのような課題を抱え、どう解決しようとしているのか、また国立研究開発法人としてどのように研究開発の成果の最大化を図ろうとしているのかについて、短い時間ではございましたが、まず御説明させていただきました。具体的な研究成果として、サイエンスの最先端の分野、中でも比較的生活に身近なテーマ、さらには高速炉サイクルの取り組みについて御紹介いたしました。

福島第一原子力発電所の廃炉につきましては、今回初めてパネルディスカッションというスタイルを試みました。これは、パネリストの皆さんによるディスカッションを通じまして私たちの取り組みをしっかりお伝えする、また、今後の活動について御議論いただくことでこの報告会そのものを私どもの今後の活動に生かしていくためでございます。

研究開発成果の最大化を図るということにつきましても、組織改革をしっかりと成し遂げるという点におきましても、課題解決という点からすると共通でございます。私は、研究機関の最も重要な資質・能力は課題解決能力にあると考えています。課題解決を図るという観点から、まさに今、原子力機構にその能力そのものが求められているということでございます。

本日パネリストの皆様からいただいた御意見、御指摘、それからパネルディスカッションに関して皆様からいただいた御質問あるいは御指摘、さらには、さまざまな場面でJAEAに対する御希望とか御指摘をいただいておりますけれども、そういったものをしっかりと受けとめ、今後の活動に生かし、より進化した姿を皆様にお見せできるよう取り組んでまいります。

今後とも引き続き御指導、御支援のほどよろしくお願いします。

簡単ではございますが、以上をもちまして閉会の御挨拶とさせていただきます。

本日はありがとうございました。