Englishサイトマップ原子力機構トップページ

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発

 研究内容と試験設備(3)

地層処分基盤研究施設研究内容と試験設備(1)研究内容と試験設備(2)/研究内容と試験設備(3)/
性能の解析と評価

熱と地下水と応力の相互のふるまいを調べる

多重バリアシステム人工バリア周辺岩体中の熱−水−応力−化学相互の影響や人工バリアの変形は、人工バリアの性能に大きな影響を与えるので、これを明らかにする必要があります。

人工バリア周辺岩体中の熱−水−応力−化学相互のふるまいを調べる試験

人工バリアおよび周辺の岩体には、廃棄物からの熱、侵入してくる地下水および地圧などが同時に相互に影響します。この試験設備では、岩石に加える力やヒーターの発熱量をさまざまに変化させて温度分布や水分分布、応力分布などを調べます。

熱−水−応力−化学連成試験設備(COUPLE)

熱−水−応力−化学連成試験設備
(COUPLE)

人工バリアの変形などのふるまいを調べる試験

人工バリアの中では、緩衝材に地下水がしみ込んで変形することが考えられます。また、オーバーパックに炭素鋼を用いる場合、地下水との反応によって水素ガスが発生します。この試験設備では、緩衝材の変形や緩衝材の中での水素ガスの移動などを調べます。

水素ガス移行挙動試験設備(HYDROGEN)

水素ガス移行挙動試験設備
(HYDROGEN)

«前のページへ 次のページへ»

»研究開発の拠点・施設・設備へもどる