平成27年4月3日(金)更新
幌延深地層研究センターでは、地震による岩盤及び坑道の揺れを計測するために、地上の西立坑アクセスルームと、深度250m、350mの調査坑道に地震計を設置しています(図)。
2015年1月3日の8時56分に幌延深地層研究センターの北西約20km、深さ10kmの地点で地震(気象庁による震度:幌延町 震度1、豊富町 震度2)が発生しました。この地震の揺れの程度(最大加速度)を地上と地下で比較すると、西立坑アクセスルームで観測した地表での揺れに対して、地下での揺れは半分から1/5程度でした。このことから、地下深部は地震による揺れが小さいことが分かります。