平成25年11月1日(金)更新
深度350m調査坑道を掘削する前に、深度250m調査坑道から低アルカリ性の材料を用いた湧水抑制対策(グラウト)を実施しました。この低アルカリ性グラウト材料が坑道周辺の環境に与える影響を調査するために、坑道周辺から地下水を採取して分析します。
地下水採取のために、深度350mの西側調査坑道の側壁から約10mのボーリング孔を掘削し、ボーリング孔に採水のための装置を設置しました。写真は、採水装置をボーリング孔に挿入している様子です。図に示すようにボーリング孔内を3区間に分けてそれぞれの場所から採水し、場所による地下水の成分を分析して、低アルカリ性グラウト材料の影響範囲を確認します。