深地層研究計画の状況

平成25年8月の調査研究の状況

平成25年8月30日(金)更新

埋め戻し材の転圧締め固め試験(2回目)

深度350m調査坑道において実施する人工バリア性能確認試験では、坑道の埋め戻しを行う際に、掘削土(ズリ)とベントナイトを混合した材料(埋め戻し材)を使用します(8/9および8/23のHP掲載記事を参照)。 この埋め戻し材を現場で締め固める方法や締め固まり具合を確認するため、埋め戻し材の転圧締め固め試験(2回目)を実施しました。前回(6/14のHP掲載)は振動コンパクターを用いましたが、今回は地下坑道を想定した底盤コンクリートを打設した上で、ローラー転圧機を用いて試験を実施しました。
 写真は敷きならした埋め戻し材をローラー転圧機で締め固めている様子です。

試験の様子

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平成25年8月23日(金)更新

埋め戻し材の作製

平成26年度から実施予定の人工バリア性能確認試験で使用する埋め戻し材(ベントナイトと掘削土(ズリ)を混合した材料)を作製しています。写真1は、ふるい分けによって粒度を調整した掘削土(ズリ)に、ベントナイトと水を加えて練り混ぜている様子です。写真2は、ベントナイトと掘削土(ズリ)の混合割合や加える水の量などを管理して出来上がった埋め戻し材です。

発表の様子

人工バリア性能確認試験のイメージ

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平成25年8月9日(金)更新

埋め戻し材に用いる掘削土(ズリ)のふるい分け

深度350m調査坑道において平成26年度から実施予定の人工バリア性能確認試験では、坑道をベントナイトと掘削土(ズリ)を混合した材料で埋め戻す計画です。埋め戻し材として使用する掘削土(ズリ)については、施工性などの観点から、ふるい分けによって粒度を調整する必要があります。写真は、掘削土(ズリ)を振動ふるい機に入れて、20mmよりも小さい掘削土(ズリ)に選別している様子です。

掘削土(ズリ)ふるい分けの様子

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平成25年8月2日(金)更新

深度350m調査坑道における有機物回収試験の様子

深度350mポンプ座の近くに、地下水中の有機物を集めるための装置を設置しました。 集めた有機物は、東北大学や京都大学と協力して分析し、セリウムやネオジムなどの微量元素の移動、濃集メカニズムを研究を実施します。
 写真は、向かって左から、有機物を吸着する樹脂を入れた容器、pH調整装置です。

有機物回収試験の様子

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これまでにご紹介した調査研究の状況

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