令和7年3月28日(金)更新
令和7年3月18日に、全ての参加機関の書面による承認を得て、フェーズ2(令和7年度~令和10年度)の研究開発の実施が決定しました。
フェーズ2は原子力機構を含めて国内外の9機関*が参加し、研究開発を協力しながら推進していくとともに、引き続き国内外の研究機関等に興味を持っていただき、参入いただけるよう成果発信等を促進していきます。
*フェーズ2参加機関
日本原子力研究開発機構(JAEA、日本)
連邦放射性廃棄物機関(BGE、ドイツ)
英国地質調査所(BGS、英国)
電力中央研究所(CRIEPI、日本)
韓国原子力研究所(KAERI、韓国)
原子力発電環境整備機構(NUMO、日本)
原子力テクノロジー国営会社(RATEN、ルーマニア)
原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC、日本)
国営放射性廃棄物会社(SERAW、ブルガリア)
令和7年3月21日(金)更新
日本原子力学会2025年春の年会(令和7年3月12日~3月14日、オンライン開催)において、2024年度バックエンド部会表彰が行われ、幌延深地層研究センターが業績賞を受賞しました(写真1)。
バックエンド部会業績賞は、原子力のバックエンド分野において顕著な学術または技術上の業績のあった個人またはグループが対象であり、これまでに幌延深地層研究センターで実施してきた地層処分に関わる調査研究の業績が評価されました。
また、学術雑誌である「原子力バックエンド研究」に掲載された過去3年間の論文を対象に審査が行われた結果、幌延深地層研究センターでの研究成果を報告した論文が選考され、バックエンド部会論文賞を受賞しました(写真2)。
2024年度バックエンド部会表彰については、受賞の様子と受賞者からのひとことが、日本原子力学会バックエンド部会のホームページ(2024年度部会表彰)に掲載されています。
写真1 業績賞の受賞(幌延深地層研究センター代表 佐藤稔紀所長)
写真2 論文賞の受賞(受賞論文の著者一同、左:表彰状と筆頭著者)
【受賞論文】
宮川和也,石井英一,今井久,平井哲,大野宏和,中田弘太郎,長谷川琢磨:亀裂性堆積岩を対象とした地下水流動解析における有効間隙率の与え方:北海道幌延に分布する声問層と稚内層浅部の事例,原子力バックエンド研究,vol.31,no.2,pp.82-95,2024.
(下線は、原子力機構所属)
令和7年3月14日(金)更新
令和7年3月6日に、幌延国際共同プロジェクト(HIP)の第5回管理委員会がオンラインで開催されました。
同委員会では、フェーズ1(令和4年度後半~令和6年度)の成果取りまとめについて、当初の計画通りの成果が得られたことを確認するとともに、報告書の内容を承認しました。また、フェーズ2(令和7年度~令和10年度)の研究開発の実施について、手続き状況を確認した結果、3月20日までに参加機関の全会一致で承認する方針を確認しました。