プレスリリース

地下施設建設現場における作業者の負傷について

平成24年4月24日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

地下施設建設現場における作業者の負傷について

1.日時 平成24年4月23日(月)22:50頃
2.場所 幌延深地層研究計画における深度350m東連絡坑道(東立坑と換気立坑を結ぶ坑道)内(北海道天塩郡幌延町字北進)
3.発生状況  現在、PFI契約*により進めている幌延深地層研究計画地下研究施設整備(第Ⅱ期)等事業において、深度350m東連絡坑道内の作業現場で、坑壁を保護するためのコンクリート吹付の作業準備として、圧縮空気によりホース内の水の排水を行っていたところ、ホースが暴れ、その先端部(金属製)が、ホースを持っていた作業員1名の顔面に当たり負傷したので、直ちに救急車で外部医療機関へ搬送した。
4.負傷者の状況 診察の結果、顔面骨折(右顔面骨多発骨折、右眼窩内側壁下壁骨折)および右顔面裂傷と診断され入院。
5.原因 調査中
5.添付資料 添付図面-1.幌延深地層研究センター位置図(PDF:89KB)
添付図面-2.幌延深地層研究センター施設配置図 (PDF:178KB)
添付図面-3:350m東連絡坑道事故発生場所 (PDF:156KB)
* PFI契約
Private Finance Initiative(民間資金等活用事業)の略称で、公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、経営能力、技術的能力を活用することで、国や地方公共団体などが直接実施するよりも効率的かつ効果的に事業を実施するための方策。
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