プレスリリース

地質調査および環境調査の実施について

平成17年5月13日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

地質調査および環境調査の実施について

幌延深地層研究センターでは、平成17年度の調査研究計画に基づき、幌延町内において地質調査及び環境調査を行いますのでお知らせいたします。

1.地質調査
(1)地表踏査
 5月中旬より12月下旬までの予定で、幌延町全域において、地層の重なりや断層などの地質や地質構造を把握することを目的として行います。調査内容としては、崖や河床での岩の割れ目の観察やこぶし大の岩石試料の採取・分析を行います。また、本年度は許可をいただいた一部民有地において、重機等を用いて地表の表面部を掘削し、地質などの観察を行う予定です。

(2)ガス測定
1年間を通じて、北進地域の町道北進1号線、北進6号線、北進8号線、林道北進線沿い、諏訪沢林道沿いにおいて、既存の簡易ボーリング孔を利用して、地表付近のガス濃度の変化を捉えるために、メタンガス及び二酸化炭素の濃度の測定を行います。

2.環境調査(モニタリング調査)
5月下旬頃より12月中旬までの予定で、騒音、振動、水質などの調査を行います。

〔参考資料〕
地質調査及び環境調査の例、ガス測定の予定ルート図(PDF形式)

以上

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