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地下施設等建設に伴う産業廃棄物(汚泥)の排出状況について

地下施設工事に伴い発生する排水は、事前にボーリング孔から採取した地下水の水質分析においてほう素やアンモニアが比較的高い値で検出されており、掘削する坑道から出てくる地下水にもこれらの元素が多く含まれています。このため排水処理(濁水処理、脱ほう素処理、脱窒素処理)を適切に行なった後に天塩川に放流しています。 排水処理設備や排水管路が完成するまでの間(平成18年12月供用開始)に発生した地下からの排水は、すべて産業廃棄物処理を行ないました。産業廃棄物処理に際しては、地下施設工事を受注している大成・大林・三井住友JVが産業廃棄物処分業者(旭川地区)と契約し、適正な処理を行いました。
また、ボーリングコアを試料とした溶出量試験結果から、カドミウム、セレン、砒素、フッ素、ほう素が土壌汚染対策法に定められる基準値を超過していることが事前に確認されています。 地下施設工事着手以降の排水の排水量は以下のとおりです。

排出年月日 種類 累計 単位 備考
平成18年3月 建設汚泥 226.2 226.2 m3  
平成18年4月 建設汚泥 342.0 568.2 m3  
平成18年5月 建設汚泥 300.7 868.9 m3  
平成18年6月 建設汚泥 883.3 1752.2 m3  
平成18年7月 建設汚泥 954.5 2706.7 m3  
平成18年8月 建設汚泥 485.0 3191.7 m3  
平成18年9月 建設汚泥 380.5 3572.2 m3  
平成18年10月 建設汚泥 310.0 3882.2 m3  
平成18年11月 建設汚泥 227.0 4109.2 m3  

なお、排水にかかる分析結果はこちら(PDF:405KB)をご覧ください。

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