第6章 「ふげん」の運転実績

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帯電話の導入等の通信手段の確保及び充実に努めてきた。また、平成8年3月に、連絡責任者の対外連絡の判断力の向上を目的として、全管理職の自宅にFAXを設置し、異常時通報連絡及び事故時対応者の招集訓練を実施してきた。
 この訓練は、当直長が、事故等の想定事象を連絡責任者に通報連絡するもので、対外連絡の判断力の向上、トラブル等連絡票(第1報)作成の習熟、一斉同報FAX等の送信機器の使用方法、事故時対応要員の召集方法の習得を図る目的で実施している。
(4)火災訓練
 防火関係の体制等については、事業所規則(防火管理規則)に定められており、火災訓練についても
年1回以上の実施が義務付けられている。ふげん発電所では、前述した「総合防災訓練」と同様に年1回実施きた。
(5)自衛消防隊
 ふげん発電所自衛消防隊は、昭和53(1978)年1月1日に発足した。現在は、隊長、副隊長(各1名)、及び三つの分隊(8名)の総勢26名で構成され、主な機材として消防自動車、可搬消火ポンプを1台ずつ所有している。
 活動は、定例で行っている召集訓練、機材取り扱いのほか、「出初式」の実施や「敦賀地区自衛消防隊操放大会」への出場、新人、転入者等への防火教育を行っている。また、夜間の火事に備え、分隊長


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