第6章 「ふげん」の運転実績![]() |
第 6 章 |
運転操作訓練の充実及び強化を図った。 (ロ)机上教育の充実・強化 集合机上教育の内容を見直し、系統知識、インターロック、操作方法等の教育の充実、強化を図った。 (ハ)運転高度化支援装置の導入 従来のBTCにおける訓練を補完するため、「ふげん」の特有設備の系統操作に関する学習を目的とした「ATR型運転高度化支援装置」を導入した。 ( ![]() 前述の運転高度化支援装置の導入を平成2年度に完了し、運転操作訓練を平成2年9月から開始した。また、原子力学会等の外部発表や各課業務及び他事業所の業務成果を発表する「業務成果発表会」を毎年度2回の頻度で開催し、職員の意識付け教育の一環としている。 (6)教育訓練実績 ふげん発電所における教育訓練実績の概要を以下に示す。 ![]() 毎年度、全職員を対象に、保安規定に定められた保安教育や放射線安全教育のほか、危害予防規程に定められた高圧ガス保安教育、危険物保安教育、電気保安教育等を実施してきた。 特に、保安規定に定める保安教育については、平 |
成12(2000)年度の大改定に伴い、教育計画の立案、実施・評価、記録、報告について厳密に整備した。特に協力会社従業員の入所時教育、放射線業務従事者教育について、設置者の責任における一元管理を徹底するため、実施要領等を所規則として定めた。 以降、年度ごとに在籍職員を対象に反復教育を実施するとともに、協力会社従業員についても、入域手続き段階から厳密な管理を実施し、職員が教育現場に立ち会うなどの、設置者としての教育管理責任を明確にしてきた。 保安規定改定後の保安教育実績(職員) 平成13(2001)年度入所時教育31名 反復教育191名 平成14年度入所時教育28名 反復教育182名 ![]() 東海事業所への派遣研修は、核燃料サイクル工学研修室設置以前から実施しており、放射線防護講座、原子力品質保証講座、監督者安全教育等の各講座において、延べ約160人が受講した。 ![]() 運転員としての技術的専門知識を得るため、原研RI・原子炉研修所、日本原子力発電(株)東海研修所等に派遣し、教育を実施してきた。これらの教育を受けた人員は、延べ約120人となっている。 |
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