大阪大学/日本原子力研究開発機構/阿南工業高等専門学校

平成26年4月25日
大阪大学
日本原子力研究開発機構
阿南工業高等専門学校

莫大な表面積を持つ世界一細いタンパク質の“ひも”の形成に成功!!
さまざまな酵素を自由に固定し、超高感度診断素子の実現へ

【本研究成果のポイント】

【概要】

大阪大学大学院工学研究科 大道正明博士(当時、現在:阿南工業高等専門学校)、関 修平教授、林 高史教授らからなる研究グループは、日本原子力研究開発機構 麻野敦資博士、杉本雅樹博士、および阿南工業高等専門学校、東北大学と共同で、たった一つの粒子が引き起こす化学反応を利用して、長さや太さをnmレベルで自由に制御した世界で最も細いタンパク質の“ひも”を形成し、この莫大な表面に酵素を固定することで超高感度を有する疾患診断などに応用可能な新しいタンパク質ナノ材料の形成に成功しました。

本研究成果は、2014年4月28日(英国時間)に英国Nature Publishing GroupのNature Communication誌のオンライン速報版で公開されます。

参考部門・拠点:量子ビーム応用研究センター


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