■□■  JAEAメールマガジン   2016.06.10No.424

 

-…-…*今週の一押し…-…-…-…-…-

J-PARCを活用した新材料開発技術が日本ゴム協会賞を受賞

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Contents

┣【1】 トピックス

┣【2】 イベント情報

┗【3】 その他の情報

 

…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-

 

\新材料開発技術 ADVANCED 4D NANO DESIGNが日本ゴム協会賞を受賞/

J-PARCセンター】

住友ゴム工業が、SPring-8J-PARCの物質・生命科学実験施設 (MLF) 、スーパーコンピ
ュータ「京」の連携活用により開発したタイヤ用新材料開発技術「アドバンスド 4D ナノデ
ザイン」が、第28回日本ゴム協会賞を受賞しました。 この賞は、日本ゴム協会が設けたも
ので、ゴムならびにその周辺領域における科学、技術又はその産業分野の発展に寄与し
た者に与えられます。

http://j-parc.jp/ja/topics/2016/Award160606.html

http://j-parc.jp/ja/topics/2015/Press151112.html 〔プレス発表記事〕

また、J-PARCを活用した住友ゴム工業の新たな技術開発については、広報誌「未来へげ
んき」40号でもご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/study_results/newsletter/

 

\金属強磁性体SrRuO3を用いて電子状態の量子力学的な位相をスピンの運動として初め
て観測/

J-PARCセンター】

大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (KEK) 物質構造科学研究所らの
研究グループは共同で、J-PARCの物質・生命科学実験施設 (MLF) に設置された高分解
能チョッパー分光器HRCという装置を用いて、次世代型太陽電池への応用などが期待さ
れる金属強磁性体のエネルギーを温度の関数として正確に測定することで、「電子状態の
量子力学的な位相」に関する情報を得て、それが電子輸送現象である「ホール効果」と関
連づけることができることを世界で初めて明らかにしました。この成果は、磁性体における
スピンの挙動 (スピンダイナミクス) の研究に新しい視点を与えるものです。

http://j-parc.jp/ja/topics/2016/Press160608.html

 

MRにおける陽子ビームの強度が425kWに到達/

J-PARCセンター】

J-PARC MR (50GeVシンクロトロン) では、2008年の運転開始以来、ビーム調整や機器の
増強を進めながらビーム強度を上げ続けています。

526日、ニュートリノの謎を解明する「T2K実験」に供給する陽子ビームの強度が425 kW
に達しました。この実験を成功させるためには、陽子ビームの大強度化がきわめて重要で

す。

当初から達成目標としているMRのビーム強度は750kWです。J-PARC加速器グループは
今後もより高いビーム強度を目指すとともに、電磁石電源系を増強してさらに大幅に強度
を上げる計画も推進していきます。

http://j-parc.jp/ja/topics/2016/MR425kw-j.html

 

\平成27年度原子力規制庁委託事業「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に
伴う放射性物質の分布データの集約」の成果報告書を掲載/

【福島研究開発部門】

http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat03/entry08.html

 

\原子力機構週報(64日~610)

http://www.jaea.go.jp/02/press2016/p16061001/

 

★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★

 

\地下を体験する見学会/

【幌延深地層研究センター】

4月から10月の第4日曜日に施設見学会を行っています。参加は無料です。

6月の見学会は26日です。619日までに空き状況をお電話でご確認の上お申し込みく
ださい。

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

 

【瑞浪超深地層研究所】

地下を体験する見学会を毎月開催しています。参加は無料です。

6月の見学会は25日です。620日までにお申込みください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

 

\梶田隆章先生ノーベル物理学賞受賞記念講演会/

J-PARCセンター】

716日に、東海文化センター(茨城県東海村)にて、「梶田隆章先生ノーベル物理学賞受
賞記念講演会」を開催します。

2015年、ノーベル物理学賞の受賞理由となった「ニュートリノ振動」。この極小の素粒子の
謎を解明することが、極大な宇宙の誕生の謎を解明することに繋がります。実験科学者と
してニュートリノの謎に挑む梶田隆章氏と、理論科学者として宇宙の謎に挑む村山斉氏の
二人を中心に、T2K実験でニュートリノの謎に挑むJ-PARCの研究者を交えておくる講演
会です。

抽選制となっております。615日までにお申込みください。

http://j-parc.jp/symposium/kouenkai2016/index.html

 

…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-

 

\平成28年度「大学等への公開特別講座」/

原子力機構では、全国の大学や大学院、高等専門学校に当機構の研究者や技術者を講
師として派遣しています。理工系だけでなく、文系や高等専門学校の方々にも受講してい
ただける講座を準備しています。

お申込みや講演テーマの一覧については、下記HPをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/kouza/

 

\平成28年度 防災業務関係者自らの放射線防護研修/

【原子力緊急時支援・研修センター】

国及び地方公共団体など原子力災害対策を行う公的機関への支援の一環として、防災業
務関係者自らが活動時に放射線被ばくや汚染を防護するための基礎研修を行っています。
詳しくは下記HPをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html

 

\「第290回放射線安全管理コース」の受講者を募集中/

【原子力人材育成センター】

原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施していま
す。

現在、829日~99日の日程で開講する「第290回放射線安全管理コース」の募集を
行っています。ご希望の方は、開始日の1か月前までにお申込みください。

詳細やお申込みについては、下記HPをご覧ください。

http://nutec.jaea.go.jp/index.php

 

\技術習得や国内研修を支援しています/

【原子力人材育成センター】

原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施しています。
入門的なコースから、原子力機構の施設や設備を使って本格的な実習を行うものまで、さ
まざまなコースがあります。詳しくは下記HPをご覧ください。

http://nutec.jaea.go.jp/application_training.php

 

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