■□■  JAEAメールマガジン   2015.08.28No.386

 

-…-…*今週の一押し…-…-…-…-…-…-

コラム 役員からひとこと

「統合による相乗効果で、最大限の成果発揮を」 (理事 田島 保英)

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Contents

┣【1】 トピックス

┣【2】 広報誌情報

┣【3】 イベント情報

┣【4】 その他の情報

┗【5】 コラム(役員からひとこと)

 

…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-

 

\廃炉国際共同研究センター「国際共同研究棟」の立地について福島県富岡町と協議を開
始/

【福島研究開発部門】

原子力機構廃炉国際共同研究センターは、「国際共同研究棟」を福島県富岡町王塚地区
に立地することとなりました。原子力機構は文部科学省からの指示を受け、同施設の建設
を具体化するために富岡町と協議を始めます。

http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p15082801/

 

\幌延深地層研究計画札幌報告会2015を開催しました/

【幌延深地層研究センター】

820()に「幌延深地層研究計画 札幌報告会2015」を開催し、ご来場いただいた
80名の皆さまに幌延深地層研究計画の現状について報告しました。

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/forum/15/0821-02.html

 

 

\原子力機構週報(822日~828)

http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p15082802/

 

…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-

 

\地層研ニュース Vol.161

【東濃地科学センター】

サイエンスフェアへの参加、第56回美濃源氏七夕まつりへの参加、他。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/miu_news/tisouken_news2708.pdf

 

★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★

 

\なかひまわりフェスティバルに出展します/

【那珂核融合研究所】

829日(土)に那珂総合公園で行われる「なかひまわりフェスティバル」に出展いたします。
望遠鏡を使った太陽観察など、新しい企画を用意してお待ちしておりますので是非お立ち
寄りください。

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/yokoku/2015/0824nakahimawari/2015nakahimawari.pdf

 

地下を体験する見学会

【幌延深地層研究センター】

4月から10月の第4日曜日に施設見学会を行っています。参加は無料です。

9月の見学会は27()です。920()までに空き状況をお電話でご確認ください。

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

 

【瑞浪超深地層研究所】

地下を体験する見学会を毎月開催しています。参加は無料です。

9月の見学会は26()です。914()までにお申込みください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

 

…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-

 

\技術習得や国内研修を支援しています/

原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施しています。
入門的なコースから、原子力機構の施設や設備を使って本格的な実習を行うものまで、
さまざまなコースがあります。詳しくは下記をご覧ください。

http://nutec.jaea.go.jp/training_guide.html

 

大学や高専への講師派遣

原子力機構では、全国の大学や大学院、高等専門学校に当機構の研究者や技術者を講
師として派遣しています。理工系だけでなく、文系や高等専門学校の方々にも受講してい
ただける講座を準備しています。

http://www.jaea.go.jp/kouza/

 

…-…-…-…-コラム…-…-…-…-

 

統合による相乗効果で、最大限の成果発揮を

(理事 田島 保英)

 

来春には原子力機構の量子ビーム応用研究の一部と核融合研究開発の部門、そして放
射線医学総合研究所を統合した量子科学技術研究開発機構が発足します。発足する新法
人は「原子力」の枠を超えることで研究開発成果の適用先が広がり、相乗効果によって産業
振興にも大きく貢献することが期待されます。同時に学術機関としての実力がより端的に問
われることになります。さらに科学技術の発展やイノベーション創出を下支えする量子科学や
核融合科学・技術については、投資に見合う成果を出していくことこそが新法人に求められ
ている使命であり、それを果たすことが社会からの理解と受容を得られることに連なると思い
ます。

なお統合される3部門は、サイエンスあるいは技術開発の手法という本質的な部分では共
通する部分を有しているものの、それぞれが高い完結性を持っています。このため新法人で
は、まずはそれぞれの独自性を尊重した上でのゆるやかな連合体という形で発足し、その後
に段階的に融合を進めることになると思っています。

一方、原子力分野では研究炉や試験炉のあり方をめぐる議論が必要だと考えています。
これらの炉による人材育成はとても重要ですが、炉の中には老朽化したものもあります。他
方で産業界では、高電圧に耐えるシリコンを使った半導体などの需要が伸びると想定されて
いますが、そのシリコンは原子炉で照射することで、高性能化することができます。そこには
大きな市場が期待できるため、それに対応した新しい研究炉を作ることも選択肢となります。

このため研究炉や試験炉のあり方については、このような多様な選択肢を含めた上で長期
的、俯瞰的な視点から全体の最適計画、グランドデザインを策定し、それに沿って施設の改
修や統廃合、スクラップや新設を考えることが必要だと思います。

 

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