■□■ JAEAメールマガジン 2015.07.31/No.383
-…-…*今週の一押し*…-…-…-…-…-…-
コラム 役員からひとこと
「目標達成に向け、心を一つにして取り組む」
(理事 吉田 信之)
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◆ Contents ◆
┃
┣【1】 トピックス
┣【2】 広報誌情報
┣【3】 イベント情報
┣【4】 その他の情報
┗【5】 コラム(役員からひとこと)
…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-
\第四回 放射線計測フォーラム福島に関する資料を掲載しました/
【福島研究開発部門】
平成27年7月14日(火)、京都大学東京オフィスで開催された「第四回 放射線計測フォー
ラム福島」における発表資料を掲載しました。
・森林の放射性セシウム分布と移動挙動 他
http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat01/index05.html
\平成27年度研修・資格受付中/
原子力機構の施設や設備を使った実習、演習を通して学べる、入門から専門まで様々なコ
ースを準備しています。
http://nutec.jaea.go.jp/training_guide.html
\核融合プラズマ加熱用中性粒子入射装置の長時間運転技術の開発に成功/
【核融合研究開発部門】
核融合用プラズマ加熱装置の一つである中性粒子入射装置において、イオン源内でのイ
オンビーム収束性の劣化を抑える長時間運転技術を開発しました。
これにより、現在建設中である超伝導トカマク装置JT-60SAのイオン源での高出力
(200万ワット)・長時間(100秒)運転に目処を得ました。
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p15073101/
\原子力機構週報(7月25日~7月31日)/
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p15073102/
…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-
\FBR実用化事業のあらましを紹介する情報誌をリニューアルしました/
【次世代高速炉サイクル研究開発センター】
高速増殖炉の商業ベース導入と、それに伴う燃料サイクル技術の確立をめざす事業が、
FaCTです。次世代高速炉サイクル開発センターではこの事業のあらましと、将来の見通し
を示す情報誌「AFRC
News」をリニューアル創刊しました。
FaCTはFast
Reactor Cycle Technology Development Projectの略称です。次世代高速
炉サイクル開発センターは、高速増殖炉の本格導入に向けた将来の青写真を示すために、
2010年度に実証炉のシステム全体が性能目標を達成し得るかどうかを確認するフェーズI
の成果をまとめました。しかし東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故を受けて、次の段
階であるフェーズⅡへの移行はいったん中断。そして2014年4月のエネルギー基本計画
の中で、次世代高速炉サイクル開発センターが高速炉の研究開発に取り組むことが改め
て示されました。
「AFRC News」は、このような高速増殖炉をめぐる最新の状況を、紹介していきます。
http://www.jaea.go.jp/04/fbr/publication.html#d001
\地層研ニュース7月号を掲載/
【東濃地科学センター】
「深度500mステージ」、地下深度500m坑道整備作業状況を紹介しています。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/miu_news/tisouken_news2707.pdf
★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★
\地下を体験する見学会/
【幌延深地層研究所】
4月から10月の第4日曜日に施設見学会を行っています。参加は無料です。
8月の見学会は23日(日)です。8月16日(日)までに空き状況をお電話でご確認ください。
http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html
【瑞浪超深地層研究所】
地下を体験する見学会を毎月開催しています。参加は無料です。
8月の見学会は22日(土)です。8月17日(月)までにお申込みください。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-
\平成27年度大学等への公開特別講座/
全国の大学や大学院、高等専門学校に原子力機構の研究者・技術者を講師として派遣し
ます。原子力に関係する学部・学科をはじめとする理工系大学等学部・学科・専攻の方々
だけでなく、文系学部や高等専門学校の方々にも受講していただけるよう、分りやすい講
座を準備しています。
…-…-…-…-コラム…-…-…-…-
目標達成に向け、心を一つにして取り組む
理事 吉田 信之
原子力機構や原子力界そのものを取り巻く状況は、厳しいものがあります。これにどう対
応していくか。そんな時に思い浮かぶのが、『行くに径(こみち)に由(よ)らず』という孔子の言
葉です。『何事をやるにしても、本来進むべき道を行きましょう』という意味で、そのような状況
だからこそ、私たちはやるべきことに全力で取り組んでいくことが重要です。各人が、各部門
が、そして原子力機構全体がそれぞれの目標をしっかりと設定する。その上で、それぞれが
それを達成するための手段を考え、その達成や問題解決に向かって真摯に取り組むことで、
道はおのずと開けてくると思います。
「もんじゅ」については、現在は機器の点検を万全に行い、QMS(品質マネジメントシステ
ム)にもとづいた活動を確実に行い、措置命令解除に向けた取り組みを行っている段階にあ
ります。これらのプロセスを、着実にこなしていくことで、将来の「もんじゅ」の運転再開へ結び
つけることはもちろんのこと、「もんじゅ」で働く職員だけではなく、原子力機構職員全員が心
を一つにして、原子力機構全体に浸透させていきたいと思っています。
安全・核セキュリティ統括を担当する立場からは、児玉理事長が就任時に掲げた、MVS(ミ
ッション、ビジョン、ストラテジー)に基づいた「有言実行」を具現化するために、安全確保や核
セキュリティに関する、「有言実行カード」を現場の管理職に作ってもらうことを提案しました。
今後も、意識醸成と責任を実感してもらう取組みを継続していきます。
さらに、東日本大震災以降停止している試験研究用原子炉(研究炉)再稼働のためには、
原子力規制庁が定める新規制基準をクリアしなければなりませんが、必要な取り組みを確実
に行うことによって、一日も早い研究炉の再稼働に繋げ、研究開発の推進にも貢献していき
たいと思っています。
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