━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011.2.4 ━━━━━━━━
++---- No.163 目次 ----++
現場から ____ 研究施設等から発生する低レベル放射性廃棄物を安全に埋設処分するために(埋設事業推進センター)
プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報
あとがき
埋設事業推進センターでは、原子力機構をはじめとして、放射性物質や放射線を利用する研究機関、大学、民間等の研究施設等から発生する低レベル放射性廃棄物の浅地中埋設施設の立地から施設建設、操業を目指して、日々、業務を推進しています。
当センターでは、埋設施設の立地に向けた立地基準、手順の策定を予定しておりますが、立地基準の策定等に向け、埋設施設の合理的な設備仕様等を詰めるための概念設計を行うこととしています。そこで、今回は、当課で進めております埋設施設の概念設計の概要について紹介します。
概念設計では、低レベル放射性廃棄物の種類、数量、放射能インベントリ、我が国での一般的な立地条件、必要な安全規制等の法令要件を前提条件として設定し、埋設施設の設計を行っています。
埋設施設には、低レベル放射性廃棄物を埋設するコンクリートピット型埋設施設、極低レベル放射性廃棄物を埋設するトレンチ型埋設施設、輸送された廃棄体を受け入れ、一時貯蔵し、検査する受入検査施設等があります。これらの施設の設計に際しては、放射線に関する安全性や耐震・構造強度に関する安全性を確認しながら進めています。例えば、施設の放射線に関する安全性については、操業期間中に事業所(周辺監視区域)境界上で一般公衆が受ける放射線量が、事業所(周辺監視区域)境界の線量限度以下となること等の確認を行っています。また、施設の耐震・構造強度の安全性については、法令に定められた基準値を満足するような設計をしています。さらに、概念設計の一環として、安全性の評価・検討を反映して設計した埋設施設が、経済的かつ合理的な設計となっていることの確認も進めています。
今後、このような埋設施設の概念設計に基づき、種々の自然環境や社会環境条件下における線量評価、費用試算等を行い、埋設施設の安全性および経済性に関する評価・検討を行います。この評価・検討を行うことにより、どのような自然・社会環境条件が埋設施設の安全性や経済性に影響するかを明らかにし、埋設施設の立地基準等の策定に反映していく予定です。
埋設事業推進センターに関する情報は、下記のホームページからご覧いただけます。今後とも本事業へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(埋設事業推進センターホームページ:http://www.jaea.go.jp/04/maisetsu/index.html)
(埋設事業推進センター 設計技術課)
*上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。
2011年2月1日、茨城空港から、スカイマークによる札幌(新千歳)便が就航しました。
搭乗までの流れがスムーズ、駐車料金も無料、さらに航空会社がスカイマークということで、割安な運賃も魅力です。
私としては、地元である北海道が近くなり、嬉しい限りです。
そろそろ札幌では雪まつりが開催されます。
ここ数年は、積雪が少なく、雪を集めるのに苦労していたようですが、 今年は真っ白な雪像が見られるのではないかと思います。
ぜひ気軽に、北海道に行ってみてはいかがでしょうか。(情報公開課 河野 裕子)
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部 佐田務、上野信行 ○
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