━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011.1.28 ━━━━━━━━

■■■□□□ JAEAメールマガジン
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++---- No.162 目次 ----++

現場から ____ 原子力緊急時支援・研修センター活動の現状

海外事務所便り _ 米ロ原子力協力協定が発効

広報誌から ___ 超深地層研究所跡利用検討委員会を開催(東濃地科学センター「地層研ニュース」1月号)

プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報

あとがき

━ 現場から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

原子力緊急時支援・研修センター活動の現状

原子力緊急時支援・研修センターでは、指定公共機関としての役割を果たすための基盤強化に取り組んでいます。

主な取組みとしては次のとおりです。

(1) 茨城県、福井県において、原子力防災に関する緊密な連携を図って、関係機関の多様なニーズにあわせた防災に関する研修や訓練の企画、実施、評価等の協力を行い地元へ貢献しています。

(2) 国外で発生した原子力災害への支援対処方法の整備として、平成22年6月に、IAEAの緊急時対応援助ネットワーク(RANET)に、国内から放射線防護、線量評価等の支援を行う機関として登録しました。

(3) アジア地域における緊急時対応能力向上のため、IAEAアジア原子力安全ネットワーク(ANSN)の枠組みで、JCO臨界事故時の対応経験を基に、防災人材育成の活動を行っています。

さらに今年度は、全国初のRテロ(放射性物質を含んだ爆発物)を想定した国・茨城県・水戸市による国民保護共同実動訓練が実施されます。これについて、内閣官房、茨城県の要請を受け、訓練企画への協力とともに茨城県警、水戸市消防本部等と現場での緊急対処保護措置活動について原子力機構の専門性を生かし協力しています。

その他の活動としましては、隣接する茨城県原子力オフサイトセンター、茨城県環境放射線監視センターとともに一般公開を行っており、平成14年の開設以来累計で約33,500人(平成22年12月末現在)の方々に施設を視察していただいています。

今後さらに、国、地方公共団体等との連携を図り指定公共機関として原子力防災及び国民保護活動に係る技術支援及び人材育成を図っていきたいと思います。

(原子力緊急時支援・研修センター 企画管理グループ 澤畑 正吉)

━ 海外事務所便り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*当機構の海外事務所から寄せられたニュースを紹介します。

☆ ワシントン事務所
<プログレス・エナジー社とデューク・エナジー社が合併>
 プログレス・エナジー社とデューク・エナジー社は1月10日、両社が合併することに合意したと発表しました。
 http://www.progress-energy.com/aboutus/news/article.asp?id=25442
 http://www.duke-energy.com/news/releases/2011011001.asp

<米ロ原子力協力協定が発効>
 米国のBeyrle駐露大使とロシアのRyabkov外務副大臣は1月11日、モスクワで米露原子力協力協定に関する外交文書の交換を行いました。

☆ パリ事務所
<スイスのミューレベルク原子力発電所、過去最高の発電量を記録>
 スイス電力のBKW FMB エネルギー社は、ミューレベルク原子力発電所の2010年発電量が3,109GWh(年間稼働率は93.3%)と過去最高を記録したと発表しました。

<仏造船役務局が、海底原子力発電ユニットの開発計画を公表>
 仏DCNS(造船役務局)は1月19日、海底原子力発電ユニット「フレックスブルー(Flexblue)」の開発計画を公表しました。

━ 広報誌から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*当機構が社外向けに発行している広報誌などからトピックスを紹介します。

━ プレス発表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ 採用情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。

━ 調達情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ あとがき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

来週は節分です。最近では、関東でも恵方巻きを食する文化が定着してきたようです。

2011年の恵方は南南東。 願い事を思い浮かべながら、無言で黙々と食べると願いがかなうそうです。暦の上では、もうすぐ春。寒い日がつづきすぎて、暖かな日が待ち遠しい今日この頃です。(上)

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【配信希望、アドレス変更、配信停止】http://www.jaea.go.jp/14/14_0.html

【ご感想やご要望】http://www.jaea.go.jp/13/13_1form.shtml

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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部  佐田務、上野信行  ○

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