核不拡散・核セキュリティ事業に関る調査・研究

日本原子力研究開発機構（以下「機構」）では、原子力の平和利用に貢献するため、機構の有する知識・経験や技術力を活かして、核不拡散・核セキュリティに係る人材育成支援事業及び技術開発を行っている。本募集は、人材育成支援及び技術開発に関する最新動向について調査・分析すると共に、下記の機構が実施している人材育成支援及び技術開発を行う任期付研究員を求めるものである。

人材育成支援においては、人材育成支援事業における非破壊測定実習等の講義を行う。　技術開発においては、核検知・測定技術開発のうち、遅発ガンマ線分析技術開発等に参加する。遅発ガンマ線分析法は、核分裂性核種を分析する手法で、外部中性子により起こされた誘発核分裂生成物の崩壊過程で放出されるガンマ線を測定・分析する。採用者は、中性子源、ガンマ線検出器などの最新の研究状況を調査、シミュレーション解析や装置開発などを行う。

（本調査研究は、文部科学省の補助金事業「核セキュリティ強化等推進事業」の一環として実施する。）

※採用後に優秀な研究業績を挙げられた方については、定年制職員登用の道があります

• （１）博士号取得者で、原則としてポスドク等の常勤の研究員としての研究経験が１年以上の者。
• （２）応募者は、保障措置、核セキュリティの基礎知見を有するとともに、中性子、ガンマ線計測など放射線計測に係わる技術開発、計算機シミュレーションを利用した研究開発などの経験を有することが望ましい。

• （１）当機構指定の履歴書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）当機構指定の専攻実績書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （３）研究経歴書（Ａ４様式自由）、研究業績リスト（Ａ４様式自由）及び主要論文の別刷

  ※研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。

• （４）学位記（写）
• （５）１名ないし２名からの推薦書 （任意様式）

  ※応募者の研究内容及び人物についてよく知る者に作成を依頼すること。また、当機構の者以外からの推薦とすること。

  ※１名は現職の所属長とすることが望ましい。

  ※以下いずれかの方法で提出をすること。
  ①厳封の上、応募者本人から提出。
  ②推薦者より直接下記提出先に郵送。
  ③推薦者より直接下記人事担当宛E-mailにて提出。E-mailの場合は直筆署名入りの推薦状をＰＤＦで添付し提出すること。

• （６）個人情報の取扱いに関する同意書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

  ※（６）の提出は、EEA（欧州経済領域） 加盟国内（EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン及びノルウェー）に在住の方に限ります。

• （１）研究業績審査（パワーポイント等を使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

• （１）採用内定された方には、別途健康診断書（身長、体重、視力、検尿、胸部X線撮に係る内容が記載されたもので６カ月以内もの）を提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。