機械学習技術の原子力工学分野への適用研究

原子力工学分野の主要な研究課題である燃料・材料の研究開発や炉心設計評価等を実施するに当たり、今般、実験・観察等の困難さから、計算科学的手法による研究、特に、機械学習技術を応用し、効率良く知見を取得可能とする研究手法の重要性が増している。また、福島の放射線源の環境動態等の研究においても、取得された測定データから放射性物質や空間線量の分布等を推定するため、スパースモデリングといった先進的なデータ解析手法の活用が鍵となっている。本応募課題では、原子力機構の各部門で行われている燃料・材料、流体・構造解析、環境動態等の各研究テーマに対し、最先端の機械学習技術やAI関連技術の中から最適な技術を各部門と連携して研究開発し、その導入により得られる知見の分析を行う。

※採用後に優秀な研究業績を挙げられた方については、定年制職員登用の道があります。

• （１）博士号取得者で、原則としてポスドク等の常勤の研究員としての研究経験１年以上の者
• （２）物理学、化学、放射線・保健物理、いずれかの分野にてシミュレーションを用いた研究の経歴を有すること。

• （１）当機構指定の履歴書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）当機構指定の専攻実績書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （３）研究経歴書（Ａ４様式自由）、研究業績リスト（Ａ４様式自由）及び主要論文の別刷

  ※研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。

• （４）学位記（写）
• （５）１名ないし２名からの推薦書 （任意様式）

  ※応募者の研究内容及び人物についてよく知る者に作成を依頼すること。また、当機構の者以外からの推薦とすること。

  ※１名は現職の所属長とすることが望ましい。

  ※以下いずれかの方法で提出をすること。
  ①厳封の上、応募者本人からの提出。
  ②推薦者より直接下記提出先に郵送。
  ③推薦者より直接下記人事担当宛E-mailにて提出。E-mailの場合は直筆署名入りの推薦状をPDFで添付し提出すること。

• （６）個人情報の取扱いに関する同意書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

  ※（６）の提出は、EEA（欧州経済領域） 加盟国内（EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン及びノルウェー）に在住の方に限ります。

• （１）研究業績審査（ＯＨＰ・パワーポイント等を使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

• （１）採用内定された方には、別途健康診断書（身長、体重、視力、検尿、胸部X線撮影に係る内容が記載されたもので6カ月以内のもの）を提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。