中性子準弾性・非弾性散乱を用いた機能性物質のダイナミクスに関する研究

機能性物質の中には、固体電解質、熱電材料、熱量材料、強誘電体、強相関物質など、物質の中の動的な不規則性が鍵となって機能を発現している物質が多い。中性子準弾性散乱・非弾性散乱実験は物質の動的性質を原子レベルで調べることが可能であり、機能発現のメカニズムを解明し機能をさらに高める指針を得ることは、中性子線の重要な応用課題の一つである。採用者には、このようなテーマに対する先導的研究を、日本原子力研究開発機構がJ-PARC物質・生命科学実験施設（MLF）に設置した中性子実験装置を利用し、中性子線を用いた測定手法の開発、試料環境装置の開発を進めながら、取り組んでいただく。またMLFの主としてBL02ダイナミクス解析装置（DNA）に関する共同利用に関するユーザー支援にも参加し、ユーザー実験に自身の得た研究手法を導入し、広く成果を創出していく役割も担う。

※採用後に優秀な研究業績を挙げられた方については、定年制職員登用の道があります。

• （１）当機構指定の履歴書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）当機構指定の専攻実績書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （３）研究経歴書（Ａ４様式自由）、研究業績リスト（Ａ４様式自由）及び主要論文の別刷

  ※研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。

• （４）学位記（写）
• （５）１名ないし２名からの推薦書 （任意様式）

  ※応募者の研究内容及び人物についてよく知る者に作成を依頼すること。また、当機構の者以外からの推薦とすること。

  ※１名は現職の所属長とすることが望ましい。

  ※以下いずれかの方法で提出をすること。
  ①厳封の上、応募者本人から提出。
  ②推薦者より直接下記提出先に郵送。
  ③推薦者より直接下記人事担当宛E-mailにて提出。E-mailの場合は直筆署名入りの推薦状をPDFで添付し提出すること。

• （６）個人情報の取扱いに関する同意書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

  ※（６）の提出は、EEA（欧州経済領域） 加盟国内（EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン及びノルウェー）に在住の方に限ります。

• （１）研究業績審査（パワーポイント等を使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

• （１）採用内定された方には、別途健康診断書（身長、体重、視力、検尿、胸部X線撮に係る内容が記載されたもので６カ月以内もの）を提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。