炉内及び採取デブリのスクリーニングのためのレーザー分析技術の開発

福島第一原子力発電所の廃炉作業では、効率的で安全な燃料デブリの取り出しのために、遠隔で簡易的かつ迅速に燃料デブリ成分を検出することが不可欠となっている。そこで、作業現場あるいは採取した燃料デブリのスクリーニングを目的に、レーザー誘起ブレークダウン分光法（LIBS）を用いた遠隔その場分析技術の研究開発を行う。
本テーマでは、特に、作業現場への適用を念頭に置いたファイバー伝送型LIBS分析システムやマイクロチップレーザーLIBSシステムの実用化に向けた装置開発及びデータ解析手法の構築を図る。

※採用後に優秀な研究業績を挙げられた方については、定年制職員登用の道があります。

• （１）博士号取得者で、原則として大学、国立研究機関等での常勤の教員または研究員（博士研究員等を含む）としての研究経験が１年以上ある者。
• （２）レーザー誘起ブレークダウン分光法（LIBS）を用いた元素分析の研究開発に従事し、機器開発やスペクトルデータ解析の経験を有すること。特に光ファイバー伝送型LIBSに関する知見又は使用経験があることが望ましい。

• （１）当機構指定の履歴書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）当機構指定の専攻実績書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （３）研究経歴書（Ａ４様式自由）、研究業績リスト（Ａ４様式自由）及び主要論文の別刷

  ※研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。

• （４）学位記（写）
• （５）１名ないし２名からの推薦書 （任意様式）

  ※応募者の研究内容及び人物についてよく知る者に作成を依頼すること。また、当機構の者以外からの推薦とすること。

  ※１名は現職の所属長からの推薦とすることが望ましい。

  推薦者より直接下記の書類提出先に、直筆署名入りの推薦状をPDFで添付しE-mailにて提出すること。

• （６）個人情報の取扱いに関する同意書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

  ※（６）の提出はEEA（欧州経済領域）加盟国内（EU加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー及び英国）に在住の方に限ります。

• （１）研究業績審査（パワーポイント等を使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

• （１）採用内定された方には、別途健康診断書（身長、体重、視力、検尿、胸部X線撮に係る内容が記載されたもので６カ月以内もの）を提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。