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令和2年度 卓越研究員事業評価結果について

令和3年6月1日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

日本原子力研究開発機構では、文部科学省が推進している「卓越研究員制度」を平成29年から活用し、優秀な若手研究者の受け入れを行い、当機構の研究開発能力の向上に努めるとともに我が国の優秀な若手研究者の皆さんの活躍の場を整備しているところです。

当機構における卓越研究員は、最大5年の任期制研究員として雇用し、任期期間中に所定の審査を経て定年制職員に登用することが可能となっております。平成29年度以降、9名の卓越研究員を採用し、これまでに51件の論文(令和3年3月末時点)の発表を行うなど顕著な業績を上げています。なお、初年度採用者4名については令和3年4月1日付で全員定年制職員に登用しました。

本日、平成29年度卓越研究員採用機関の令和2年度の卓越研究員事業の評価結果が文部科学省Webサイトに公表され、当機構の総合評価は3段階中のB評価(事業の目的・要件等に照らし、やや不適切な取組が見られ、一部改善を検討すべき)と判定されました。これは、年度毎の契約更新手続きが安定性の高い雇用形態と見なされなかったと指摘されたものです。

当機構においては、今回の評価結果を踏まえ、契約更新手続きを見直し、より安定性の高い雇用に改善することとしましたので、今後も若手研究員に安定かつ自立した研究環境を提供し、自主的・自立的な研究に専念できるよう取り組んでまいります。