原子炉安全性研究炉(NSRR)の運転再開について

令和2年3月24日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

令和2年3月24日、日本原子力研究開発機構は、茨城県東海村の原子力科学研究所において、原子炉燃料の安全性を研究するための研究用原子炉である原子炉安全性研究炉(以下「NSRR」という。）の運転を再開いたしました。

NSRRは、当機構が所有する研究用原子炉としてはじめて、原子力規制委員会による新規制基準への適合性確認を完了し運転を再開する施設です。今後、NSRRを用いた実験を継続的に実施することで原子力の安全性向上、原子力人材育成及び原子力規制行政への技術的支援に貢献いたします。

その他の研究用原子炉についても、立地地域の皆様のご理解を賜りながら1日も早い運転再開を目指してまいります。