会計検査院による平成30年度決算検査報告について

令和元年11月8日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

本日、会計検査院から国会及び内閣に対して「平成30年度決算検査報告」が提出されました。その中において「試験研究用等原子炉で使用する燃料要素の製作開始指示の発出等」に係り、会計検査院から再発防止の処置を求められたところ、当機構において改善の処置を講じた事項として掲載されました。

これは、材料試験炉（JMTR）において、運転再開時期を未定としている中、担当する部署のみの判断で燃料要素の製作を続けていたこと等について指摘されたものです。

当機構においては、会計検査院の検査結果について真摯に受け止め、今後は、試験研究用等原子炉で使用する燃料要素の製作について、必要性等を十分に精査するとともに、関係部署が確認の上、より上位の職位の決裁を行うよう体制を見直し再発防止の処置を講じたところであります。

以上