原子力機構HOME > 発表・お知らせ > 機構の動き(ニュースボックス) > AAAS(アメリカ科学振興協会) Annual Meeting 2017に出展しました

発表・お知らせ

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つくばScience Edge 2017 サイエンスワークショップに参加しました

原子力機構は、3月22日に茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催された「つくばScience Edge 2017」のサイエンスワークショップに参加しました。

「つくばScience Edge」は中高生が考えた科学に関するアイデアを世界的なレベルの研究者の前でプレゼンテーションし、科学者たちとディスカッションすることで、科学に触れる楽しさを中高生に体感してもらおうというイベントで、今年で8回目の開催です。その期間中に開催される「サイエンスワークショップ」は、大学や研究機関が最新の研究成果などを中高生たちに紹介し、中高生たちにより深い「科学」を学んでもらおうと実施されています。

原子力機構が今回テーマとしたのは先端基礎研究センターが研究を進めている「スピントロニクス」です。角運動量を持つ電子の動きを利用することで、新しい発電方法につながるかもしれない、という未来を見据えた話を紹介しました。自転車の車輪を使った「回転」の実験や約100年前にアインシュタインらが行った「スピントロニクス」にもつながる実験の再現などを通して、中高生に最新の研究を紹介しました。

今後も国内外に向けて積極的な情報発信に努めてまいります。

  • 全国から多くの高校生が参加しました
  • 電子の「スピン」について模型で説明しました
  • 100年前のアインシュタインの実験を再現
  • 車輪を使った「回転」の実験