■□■  JAEAメールマガジン   2018.3.23No.488

 

-…-…*今号の一押し*…-…-…-…-…-

エネルギー変換デバイスの高性能化に新たな道筋

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Contents

┣【1】 トピックス

┣【2】 広報誌情報

┣【3】 イベント情報

┗【4】 その他の情報

 

…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-

 

\本メールマガジンの終了について/

以前よりお伝えしてまいりました通り、今号をもって本メールマガジンは終了いたします。

皆様のメールアドレス等個人情報は今号の配信後、責任を持って削除いたします。

今後、原子力機構の日々の活動に関する情報はTwitter(ツイッター)で画像とあわせ、より
タイムリーに発信してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

長年のご愛読、まことにありがとうございました。

▽JAEA公式Twitterアカウント

https://twitter.com/jaea_japan

 

エネルギー変換デバイスの高性能化に新たな道筋

-層状結晶化合物の乱れた構造がもたらす機能発現のメカニズムを原子レベルで解明-/

J-PARCセンター】

J-PARCセンターのリ・ビン博士研究員と川北至信 不規則系物質研究サイエンス
グループリーダーらは、層状結晶化合物であるセレン化クロム銀の高い熱電性能の起源
が、銀の単元素層の液体のような振る舞いが熱伝導を抑制するメカニズムにあることを、
SPring-8
X線ビームなどを用いた構造解析、J-PARCの中性子ビームを用いた原子
振動解析、コンピュータシミュレーション、材料情報科学に基づく理論計算を組み合わせる
ことによって、突き止めました。さらに、層状結晶に挟まれる原子が重いほどその効果が
大きくなることを理論的に示しました。

エネルギー変換デバイスとして期待される熱電材料は、物質内部の温度差によって電流を
生み出すことができるため、廃熱利用などの次世代インフラ整備のために、高性能化が
求められています。

この成果により、熱電材料の開発がより効率的に進むことが期待されます。

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p18031501/

 

炉心溶融挙動を予測する新しい数値シミュレーションコードの開発

-デブリの詳細な組成分布の推定に光が見えた-

【原子力基礎工学研究センター】

炉心溶融事故における溶け落ちる構造物や核燃料などの物質の動きなどの予測は難しく、
原子炉過酷事故時評価のため、数値シミュレーション手法
の開発が切望されていました。

原子力基礎工学研究センターの山下研究員は、その評価について、より実態に近い溶融
蓄積挙動を予測することができる数値シミュレーションコード「JUPITER」(ジュピター)を
独自に開発しました。

JUPITER」は予め決められたシナリオや単純化した現象に従ってシミュレーションを行うの
ではなく、できる限り実現象に則したシミュレーションが可能であることから、従来の手法で
は推定できなかった溶融物の詳細な挙動や蓄積分布を予測することができます。

今後は「JUPITER」の計算条件の最適化を図るなどの改良を進めることにより、廃炉作業
や過酷事故対策などの高度化などを通じて、
軽水炉の安全性向上への貢献が期待できま
す。

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p18032302/

 

\平成30年度国内研修のWEB申込・受付を開始しました/

【原子力人材育成センター】

入門的なコースから放射線管理監督、原子炉施設運転管理のための専門的なコース、
さらに短期に特定分野の知識、技術を学ぶコースが編成され、いずれも実習、演習に重点
が置かれています。

ぜひご確認ください。

https://nutec.jaea.go.jp/training_guide.html

 

\原子力機構週報/

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p18031601/310日~16日)

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p18032301/317日~23日)

 

…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-

 

graph JAEA No.10 99番元素アインスタイニウムを用いたユニークな実験」/

【広報部】

graph JAEA」は、原子力機構における研究開発について、画像を中心に紹介する写真
広報誌です。今号では99番元素アインスタイニウムについて、様々な写真と共に紹介して
おります。是非ご覧ください。

https://www.jaea.go.jp/05/graphJAEA/graphJAEA10.pdf

 

\敦賀地区広報誌「つるがの四季」No.117

【敦賀事業本部】

「『もんじゅ』廃止措置計画」、「平成29年度レーザー応用技術成果報告会を開催」ほか。

https://www.jaea.go.jp/04/xturuga/shiki/pdf/tsuruga-no-shiki-117.pdf

 

\地層研ニュース 3月号/

【東濃地科学センター】

「東濃地科学センターセミナーを開催」「東濃鉱山 連続無災害10,000 日達成!」ほか。

https://www.jaea.go.jp/04/tono/miu_news/tisouken_news3003.pdf

 

★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★

 

New!\第15回ハローサイエンス「重力波で宇宙を観よう!」/

J-PARCセンター】

アインシュタインが残した最後の宿題と言われる、「重力波」。アメリカの「LIGO」や
ヨーロッパの「VIRGO」という実験施設で重力波の観測が始まっており、LIGO研究者は
2017
年のノーベル物理学賞を受賞しました。

日本でもJ-PARCの加速器で培われた低温技術をいかした「KAGRA」という重力波観測
プロジェクトが始動しようとしています。今回のハローサイエンスでは、世界の重力波研究
と、KAGRAの最前線をお話しします。

http://j-parc.jp/symposium/Hello_science/index.html

 

\地下を体験する見学会/

【幌延深地層研究センター】

4月から10月の第4日曜日に施設見学会を行っています。参加は無料です。

4月の見学会は22日です。415日までに空き状況をお電話でご確認の上お申込み
ください。

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

 

【瑞浪超深地層研究所】

平日の月・水曜日に研究坑道への入坑を伴う見学の受入を行っています。3か月先までの
ご予約が可能ですので、見学希望日の2週間前までにお電話で空き状況をご確認の上
ご予約いただき、E-mail又はFAXにて「施設見学申込書」をご提出ください。

https://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu1.html

また、毎月1回、土曜日に施設見学会を開催しています。

4月の見学会開催日は21日です。416日までにお電話で空き状況をご確認の上

お申込みください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

 

 

…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-

 

\メンテナンスに伴うホームページの停止について/

324() 1000分 から 1800分までの時間帯に30分程度のネットワーク停止
が数回発生します。作業の進捗により、停止時間は前後します。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

\技術習得や国内研修を支援しています/

【原子力人材育成センター】

原子力機構では、原子力に関する技術を習得するための入門的なコースから放射線管理
監督、原子炉施設運転管理のための専門的なコース、さらに短期に特定分野の知識、
技術を学ぶコースなどさまざまな研修を実施しています。詳しくは下記URLをご覧
ください。

http://nutec.jaea.go.jp/training_guide.html

 

JAEA公式Twitter

原子力機構の様々な情報をお伝えします。

https://twitter.com/jaea_japan

 

■ お問い合わせ先 ■ ─━─━─━─━─━─━

<ご感想やご要望>https://www.jaea.go.jp/query/form.html

<発行>国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 広報部

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