■□■ JAEAメールマガジン 2017.12.8/No.481
-…-…*今号の一押し*…-…-…-…-…-
高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置計画認可申請書を提出しました
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◆ Contents ◆
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┣【1】 トピックス
┣【2】 広報誌情報
┣【3】 イベント情報
┗【4】 その他の情報
…-…-…-…-トピックス…-…-…-…-
\高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置計画認可申請書の提出について/
【高速増殖原型炉もんじゅ/もんじゅ運営計画・研究開発センター】
12月6日に原子力機構は高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置計画認可申請書を原子力
規制委員会に提出いたしました。
今後は安全確保を最優先に、地元をはじめとする国民の皆様に廃止措置の進捗をご報告
しながら、機構の総力を挙げて「もんじゅ」の廃止措置に取り組んでまいります。
https://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2017/12/p171206.pdf
\一連の「もんじゅ」1次冷却系ナトリウム取り出しに関する報道について/
【高速増殖原型炉もんじゅ/もんじゅ運営計画・研究開発センター】
11月29日の毎日新聞に「ナトリウム回収想定せず
もんじゅ設計に「欠陥」」、「もんじゅ
設計廃炉想定せず
ナトリウム搬出困難」を標題とする記事が掲載されました。
これらについては、技術的に可能であるにも関わらず、あたかも原子炉容器からナトリウム
を抜き出すことが極めて困難であり、かつ、あらかじめ設計上の配慮を怠ったかのような
印象を読者に与えようとするものであり、更には事実関係を十分に取材せずに掲載された
ものです。
本件に関する事実関係の詳細につきましては、以下の「記事解説」をご覧ください。
https://www.jaea.go.jp/about_JAEA/article/2017/112901.pdf
\核分裂における原子核のさまざまな“ちぎれ方”を捉える
-放射性物質の毒性低減に貢献-/
【先端基礎研究センター】
原子力機構は東京工業大学や近畿大学と共同で、核分裂現象において生じる中性子の
放出と原子核の”ちぎれ方”の関係を初めて明らかにしました。
核分裂とは原子核が変形し、やがて2つの原子核にちぎれる現象です。この2つの原子核
はさまざまな種類の組み合わせになり、この仕組みを明らかにすることは核分裂を理解し、
利用するのにきわめて重要です。しかし、放射性物質の毒性軽減の処方の一つである
核変換利用で用いるような高いエネルギーによる核分裂においては、いくつかの中性子を
放出し、別の原子核に変化してからちぎれてしまいます。この場合、もとの原子核とは
異なる原子核の核分裂現象が混在して区別できません。その意味で今まで特定の原子核
に対するちぎれ方のデータを得ることはできませんでした。
今回の研究では原子力機構のタンデム加速器を用いた実験と、理論モデルを比較する
ことにより、原子核の中性子放出と”ちぎれ方”の詳細を明らかにしました。この成果は
核分裂に対する深い理解につながります。また、核分裂を利用した放射性物質の毒性
低減のための、核変換技術への貢献が期待されます。
https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17112801/
\アニュアルレポート「原子力機構2017」/
【広報部】
2016年度の活動状況をアニュアルレポートとしてまとめました。原子力機構の1年間の
活動を掲載しております。
https://www.jaea.go.jp/study_results/annual_report/2017/
\第12回原子力機構報告会」の講演内容(動画)及びご質問への回答を掲載しました/
【広報部】
11月14日に開催いたしました第12回原子力機構報告会の講演内容を動画で公開いたし
ました。また、報告会の中で頂いたご質問への回答も掲載しております。
https://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku12/
\原子力機構週報/
https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17120102/ (11月25日~12月1日)
https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17120801/ (12月2日~12月8日)
…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-
\ISCNニューズレター2017年11月号(No.0248)/
【核不拡散・核セキュリティ総合支援センター】
トランプ大統領による国務次官補指名、日中韓訪問と北朝鮮に係る各国首脳の発言、
FMCTの動向、Edoardo
Amaldi会議等への参加報告の他、国際フォーラム開催について
掲載しています。
https://www.jaea.go.jp/04/iscn/nnp_news/0248.html
★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★
\サイエンスカフェ「日本の地下数百kmの世界を映し出す」を開催します/
【東濃地科学センター】
11月11日より、サイエンスカフェを4回にわたって開催しております。
第2回は12月16日に土岐市産業文化振興センター
セラトピア土岐で「日本の地下
数百kmの世界を映し出す」というテーマで行います。
私たちが住んでいる日本は、世界でも有数の地震・火山国です。このような現象が起きる
原因は、深さ数百kmまでの地下にあります。
今、日本列島の地下で何が起こっているのか?
講演では、直接見ることの出来ない深さ700㎞までの様子を、地下を伝わる波を使って
映し出し、その解明に挑んでいる研究を紹介します。
先着20名、事前申込制となっておりますので、お電話にてお申込みください。
https://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics1710_1/sciencecafe20171111_20180217.pdf
\第20回AMSシンポジウムを開催します/
【東濃地科学センター】
12月14・15日にセラトピア土岐にて第20回AMSシンポジウムを開催します。
当日、会場での参加受付も行いますので、ご興味のある方はぜひご来場ください。
https://www.jaea.go.jp/04/tono/jams-20th/index.html
\地下を体験する見学会/
【瑞浪超深地層研究所】
平日の月・水曜日に研究坑道への入坑を伴う見学の受入を行っています。3か月先までの
ご予約が可能ですので、見学希望日の2週間前までにお電話で空き状況をご確認の上
ご予約いただき、E-mail又はFAXにて「施設見学申込書」をご提出ください。
https://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu1.html
また、毎月1回、土曜日に施設見学会を開催しています。
12月の見学会開催日は23日です。12月18日までにお電話で空き状況をご確認の上
お申込みください。
https://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-
\技術習得や国内研修を支援しています/
【原子力人材育成センター】
原子力機構では、原子力に関する技術を習得するための入門的なコースから放射線管理
監督、原子炉施設運転管理のための専門的なコース、さらに短期に特定分野の知識、
技術を学ぶコースなどさまざまな研修を実施しています。詳しくは下記URLをご覧
ください。
http://nutec.jaea.go.jp/training_guide.html
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https://twitter.com/jaea_japan
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