安全管理・放射線管理・核物質管理
JAEAは、カーボンニュートラル社会の実現や、低資源・高効率な社会の構築に向けて、放射性物質を用いた多様な研究開発に取り組んでいます。 研究開発を安全に、社会の信頼のもとで進めるために、安全管理・放射線管理・核物質管理(核セキュリティ・保障措置)の3つの業務に取り組んでいます。
お知らせ
夏期実習 / 1dayインターンシップ / その他施設見学会等を定期的に開催しています。 令和8年度の開催予定は順次公開いたします。 ご参加された方からは、若手職員から業務内容や志望動機等を聞き、疑問や不安に思っていたことを解消できたと話されています。 ご興味のある方は、是非ご参加ください。なお、参加費は無料(旅費及び宿泊費は、JAEAの旅費規定等に基づき支給)です。
安全管理
安全管理とは、労働災害や施設の事故のリスクを特定・低減し、事故が起きる前に防ぐ要となる業務です。また、万が一事故や故障が起きた際に迅速に対応できるよう災害対応能力の高める訓練や体制の整備を行っています。このような取り組みを行い、現場の安全を守ります。

~ 従業員・原子力施設の安全対策 ~
安全をすべてに優先します。
安全対策の向上
- 研究所の安全対策を統括し、安全対策のルールを改善します。
- 作業におけるリスクを洗い出すリスクアセスメントの高度化を行います。
現場の安全確認
- 従業員の安全を守るため、作業現場の安全パトロールを行います。
- パトロールで確認された改善事項は、現場に指導・助言し、安全対策の改善を進めます。
~ 事故への備え ~
住民と従業員を守ります。
災害対応能力の向上
- 万が一の原子力施設の事故に備えて、機材や体制の整備及び運用を改善し、訓練を通じて、災害対応能力を高めます。
事故時の対応
- 事故が発生した場合に、状況を把握し、対策を検討し、事態の早期収束を図ります。
- 事故の情報を地元自治体や関係省庁に迅速に報告します。


放射線管理
放射線管理とは、施設内外の放射線の測定・評価や測定機器を適切に管理する業務です。これらの業務を通じて、周辺住民や従業員の安全を守るとともに、安全な研究開発活動を支えています。

~ 原子力施設モニタリング ~
従業員を放射線から守ります。
施設内の放射線管理
- 施設内の放射線を測定し、従業員への影響の有無を確認し、指導・助言します。
施設から放出する廃棄物の管理
- 気体・液体廃棄物の放射性物質を測定し、環境への放出量を管理します。
放射線計測機器の管理
- 計測機器を定期的に点検・校正し、測定精度を維持します。
~ 環境モニタリング ~
周辺住民を放射線から守ります。
施設外の放射線監視
- 大気中の放射線を測定し、施設周辺の放射線の状況を監視します。
施設外の放射性物質の影響確認
- 農畜産物や海産物の放射性物質を測定し、気体・液体廃棄物の影響を確認します。
周辺住民の線量評価
- 気体廃棄物の放出量と気象データから、周辺住民に影響のないことを確認します。
核セキュリティ
核セキュリティとは、核物質や放射性物質を盗もうとする者や、原子力施設を破壊しようとする者から核物質や施設を守ることです。 (1)核兵器の盗取 (2)盗取された核物質を用いた核爆発装置の製造 (3)放射性物質の発散装置(いわゆる「汚い爆弾」)の製造 (4)原子力施設や放射性物質の輸送等に対する妨害破壊行為
~ セキュリティ対策 ~
原子力施設と核物質を守ります。
テロ行為への対策
- フェンスやセンサー、監視カメラを管理し、不審者の侵入や核物質の盗取を防止します。
原子力施設の情報管理
- 施設の情報や核物質の情報を厳格に管理し、情報漏えいやサイバー攻撃を防止します。
警察や海上保安庁との連携
- 公安機関と連携し、テロ行為に迅速に対応します。

保障措置
保障措置とは、核物質が平和目的以外に転用されていないことを確認することです。確認は、IAEAや原子力規制委員会(NRA)によって行われます。

~ 信頼性の確保 ~
世界に核物質の平和利用を証明し、信頼性を確保します。
核物質の正確な管理
- 核物質の移動量や在庫量を正確に管理します。
核物質の平和利用の証明
- 核物質の在庫量や研究開発の内容などを国際機関に報告・情報提供します。
- 国際機関の査察に、真摯に対応します。
- 核物質の平和利用を証明し、世界からの信頼を得ています。