■■■   JAEAメールマガジン   ■■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011.9.2 / No.189 ━━━

〔東日本大震災発生に伴う対応状況について〕

〔広報誌から〕‥‥瑞浪深地層研究所では主立坑を、深さ500mまで掘り進めました。(地層研ニュース8月号)

〔お知らせ、採用情報、調達情報、あとがき〕

= 東日本大震災発生に伴う対応状況について ===========

福島での支援活動体制を強化

原子力機構は福島事務所の体制を強化し、福島環境支援事務所として活動を展開することにしました。環境モニタリングや除染技術実証等の現地活動、県内関係機関との連携をさらに進めることが、そのねらいです。また、福島第一原子力発電所の除染や解体などを行うロボットの開発・整備を行うため、復旧支援部に遠隔操作技術室を附置しました。

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福島第一原子力発電所事故への支援活動を行っています。

原子力機構は福島第一原子力発電所事故に関して、さまざまな協力や支援を行っています。その全般的な内容については下記をご覧ください。また原子力機構による支援活動者数は9月1日時点で127人、延べ26,862人となっています。
  http://www.jaea.go.jp/jishin/gaiyou/0901.pdf

= 広報誌から =========================

瑞浪深地層研究所では主立坑を、深さ500mまで掘り進めました。詳細は 地層研ニュース8月号をご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/miu_news/tisouken_news2308.pdf

= お知らせ ==========================

平成23年東北地方太平洋沖地震を踏まえた新耐震指針に照らした既設発電用原子炉施設等の耐震安全性の評価結果の報告に係る原子力安全・保安院における検討に際しての意見の追加への対応について

http://www.jaea.go.jp/02/press2011/p11083001/index.html

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東海再処理施設における東北地方太平洋沖地震後の設備健全性に係る点検・評価の実施について

原子力機構では3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震が、使用済燃料やプルトニウム溶液及び高放射性廃液を貯蔵する分離精製工場並びに高放射性廃液を貯蔵する高放射性廃液貯蔵場に与えた影響を評価しました。その結果、地震力が、建家や貯槽に損傷を与えるほどのものではなかったことを確認しました。
  http://www.jaea.go.jp/02/press2011/p11083002/index.html

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平成22年度業務実績報告書、平成22年度業務実績に関する自己評価結果、平成22年度業務実績に関する評価をまとめました。

http://www.jaea.go.jp/01/1_6.shtml

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HTTRを用いたOECD/NEA国際共同研究プロジェクトの第1回会合を開催

原子力機構ではHTTRを用いた炉心冷却喪失試験を行う国際共同研究プロジェクトを実施しています。その第1回技術検討グループ会合及び運営委員会を9月1日〜2日に開催しました。
  http://www.jaea.go.jp/02/press2011/p11082601/index.html

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衆議院文部科学委員会が、国際核融合エネルギー研究センターを訪問

http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20110824.html

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瑞浪超深地層研究所では9月10日に見学会を開催します。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

= 採用情報 ==========================

詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。

= 調達情報 ==========================

詳細は http://www.jaea.go.jp/02/2_6.shtml をご覧下さい。

= あとがき ==========================

気仙沼市でガレキ撤去のボランティアをしてきました。
  ガレキの撤去をする合間に、案内してくれた市の職員の人から、話を聞くことができました。震災から2ヶ月間、断水していた水道が復旧した時はうれしかったこと、自分が住んでいた集落がまるごと流されたこと、震災後に役所に1ヶ月間泊り込みで仕事をしたことなど。
  大変でしたねと問うと、笑いながらかえってきた言葉は、「だって、帰る家がありませんでしたから」。
  みんながこの災禍を乗り越えようと、前向きに乗り越えようとしていることが感じられました。
  けれども、その人の親族や知り合いがたくさん亡くなったことに話が及ぶと、その人の言葉に、嗚咽が混じりました。
  死者1万5千人、行方不明者4千人ーー。この途方もない数字がもたらした不幸が少しでもやわらぐことを、切に祈ります。(佐)

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【配信希望、アドレス変更、配信停止】 http://www.jaea.go.jp/14/14_0.html

【ご感想やご要望】 http://www.jaea.go.jp/13/13_1form.shtml

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【発行】 独立行政法人 日本原子力研究開発機構  広報部   佐田務、上野信行

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