日本原子力研究開発機構

原子力安全・防災研究所原子力緊急時支援・研修センター

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原子力災害時における避難退域時検査の効率化

汚染判定精度の評価

タイヤ及びワイパー部に汚染を模擬した線源*を取り付けた車両を走行



ゲート型モニタの測定値から、汚染密度を変化させた場合の値を解析的に算出
⇒警報発報値と比較し、汚染判定精度(=警報の発報確率)を評価



ワイパー部の測定値のバラつきが大きく、警報発報値を検査基準値に設定すると、汚染車両を見逃す可能性

警報発報値を下げることで
・汚染車両を確実に判定
・ワイパー部の汚染密度が検査基準以下でも「汚染あり」と判定される可能性(偽陽性)
⇒ただし、サーベイメータによる追加測定で確実に判定可能

車両指定箇所同時検査のための新たな配置方法と運用方法


ゲート型モニタを活用し、検査基準値を超過した車両を確実に検出できるタイヤ・ワイパー部同時検査手法を開発




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