独立行政法人日本原子力研究開発機構は、日本学術振興会の科学研究費助成事業の補助を受けて、上幌延泥火山*1の調査を行います。この調査の一環として、以下のとおり電気探査*2と簡易ボーリングを行います。
上幌延泥火山噴出物の地表面下での分布状況を調べるために電気探査を実施します。また、泥砂試料の採取を目的として簡易ボーリングを実施します。その他、調査地点の地形を把握するための測量を行います。
【実施場所】
上幌延（松尾橋付近：図の◎付近）
【期間】
平成26年8月～平成27年12月
図：上幌延泥火山の調査場所
*1 泥火山
地下深くの泥や地下水、ガスが圧力によって地表へと噴出する現象またはそれによって出来た地形のことです。
*2 電気探査
一定間隔に電極（鉄棒）を並べ、地下へ微弱な電流を流して各電極間の電位差を測定し、地中の電気抵抗値の分布を調べます。
