トピックス

マルチ光計測プローブを用いた掘削影響領域の長期モニタリングとその評価の実施について

独立行政法人日本原子力研究開発機構と株式会社大林組は、「マルチ光計測プローブを用いた掘削影響領域の長期モニタリングとその評価」に係る共同研究として、平成26年1月14日から深度350m調査坑道のボーリング孔にマルチ光計測プローブを設置し、深度350m以深の東立坑掘削時における岩盤挙動のモニタリングを行うとともに、立坑周辺の掘削影響領域に関する長期挙動モデルの構築を行います。
 本共同研究で使用するマルチ光計測プローブは、光ファイバ線を用いて、AE*、間隙水圧、温度を同時に連続計測するもので、大林組により開発されました。

*AE:Acoustic Emissionの略。固体材料が変形・破壊する時に、ひずみが解放されて発生する微小な音波。これを分析することにより、掘削影響領域の評価に役立てます。

Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Rights Reserved.