核燃料サイクル開発機構
東濃地科学センター
幌延深地層研究センター
深地層の研究施設計画に関する国際会議の開催について
1.開催主旨
サイクル機構では高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発として、東濃地科学センターの結晶質岩系を対象にした超深地層研究所計画、幌延深地層研究センターの堆積岩系を対象にした幌延深地層研究計画という2つの深地層の研究施設計画を進めてきています。これら2つの深地層の研究施設計画が、その第1段階である地上からの調査研究段階から第2段階である坑道掘削（地下施設建設）時の調査研究段階へと差し掛かるのを機に、「深地層の研究施設計画に関する国際会議」を開催することとしました。これは2つの深地層の研究施設計画やその成果を広く内外の研究者、研究機関や地元の方々にお伝えするとともに、また、海外の先行事例のご紹介を頂き、これらをもとに、参加頂いたそれぞれの分野で指導的立場にある研究者の方々にご議論頂き、その成果を今後の計画に反映していくことを目的としております。
会議は2部構成とし、第1部は東濃地科学センターが進めている超深地層研究所計画とその周辺領域を対象とした広域地下水流動研究をテーマとし、第2部は幌延深地層研究センターが進めている幌延深地層研究計画をテーマとして、それぞれの計画の実施場所である岐阜県瑞浪市と北海道幌延町で開催することとしました。
2.開催要領
第1部: 瑞浪地層科学研究国際会議’04
１）日 時：平成16年10月21日（木） 13:00～17:30
平成16年10月22日（金） 9:30～14:30
※瑞浪超深地層研究所の現場見学（希望者のみ）
平成16年10月22日（金） 15:00～15:45
２）場 所：瑞浪市総合文化センター 講堂
（岐阜県瑞浪市土岐町7267-4）
３）参加募集人数：100名
４）参加費：無料
５）プログラム案
10月21日（木）
・基調講演
・結晶質岩系を対象とした深地層の研究施設における研究の現状
（カナダ、スウェーデン、スイス、韓国、日本）
10月22日（金）
・東濃地科学センターにおける研究の現状
・パネルディスカッション
・瑞浪超深地層研究所の現場見学（希望者のみ）
６）その他：日英の同時通訳システムを用意します
第2部: 幌延深地層研究計画国際ワークショップ
１）日 時：平成16年10月25日（月） 9:00～18:00
平成16年10月26日（火） 9:00～16:30
２）場 所：幌延町公民館（北海道天塩郡幌延町宮園町１番地）
３）参加募集人数：70名
４）参加費：無料
５）プログラム案
10月25日（月）
・堆積岩系を対象とした深地層の研究施設における研究の現状
（スイス、フランス又はベルギー）
・幌延深地層研究計画の概要
・幌延深地層研究センターの現場見学
・質疑
10月26日（火）
・幌延深地層研究計画における研究報告
・自由討論
６）その他：スイスおよびフランス又はベルギーの海外の講演については日英の同時通訳システムを用意します。
3.参加募集要領
参加を希望される方は、申込用紙（PDFファイル）に必要事項をご記入の上、下記事務局宛にFAXまたは郵送にてお申し込みください。また、はがき、電子メールにて申込をされる場合には、参加を希望される会議名称（瑞浪・幌延）、氏名（英語表記をあわせてご記入ください）、所属、住所、電話番号、電子メールアドレス（お持ちの場合）および第1部の瑞浪地層科学研究国際会議’04への参加希望の場合には現場見学の希望の有無を明記の上、下記住所または電子メールアドレス宛にお申し込みください。なお、第2部の幌延深地層研究計画国際ワークショップの現場見学はプログラムに組み込まれています。
応募はどちらの宛先にご送付いただいても結構です。応募の〆切は、平成16年10月1日(金)とさせていただきます。なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
4.事務局
■第1部瑞浪事務局
核燃料サイクル開発機構 東濃地科学センター
（担当：瑞浪超深地層研究所 研究情報化グループ 花室）
〒509-6132 岐阜県瑞浪市明世町山野内1-63
電話：0572(66)2233／FAX：0572(66)2234
電子メール ：kokankai@tono.jnc.go.jp
■第2部幌延事務局
核燃料サイクル開発機構 幌延深地層研究センター
（担当：研究調整グループ 濱）
〒098-3207 北海道天塩郡幌延町宮園町1-8
電話：01632(5)2022／FAX：01632(5)2344
電子メール ：workshop.horonobe@jnc.go.jp
