プレスリリース

幌延町浜里地区の既存ボーリング孔における採水作業の実施について

平成29年7月12日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
バックエンド研究開発部門
幌延深地層研究センター

幌延町浜里地区の既存ボーリング孔における採水作業の実施について

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長 児玉敏雄)は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)、一般財団法人電力中央研究所及び公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センターと共同で「平成29年度高レベル放射性廃棄物等の地層処分に関する技術開発事業(沿岸部処分システム高度化開発)」(経済産業省資源エネルギー庁委託事業)を受託しました。その一環として、平成28年度受託事業に引き続き採水調査を実施しますので、「幌延町における深地層の研究に関する協定」第6条に基づき、お知らせいたします。

【作業概要】
 本作業は、沿岸部の地下水長期安定性に関わる研究の一環として、産総研が主に担当し、幌延町浜里地区に掘削されたボーリング孔(平成21年度から平成24年度に掘削)を利用して地下水の採水調査をするものです。地下水の分析・解析に必要なデータ量を確保するため、平成28年度の採水調査に引き続き実施します。
 なお、産総研は、幌延町のほか少なくとも全国3府県で採水調査を実施することとなっています。

【実施期間】
平成29年7月下旬~10月

【実施場所】
幌延町字浜里(浜里小学校跡地、下図のとおり)

以上

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