平成21年10月30日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
幌延町沿岸域等での物理探査の実施について
幌延深地層研究センターは、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究「沿岸域塩淡境界・断層評価技術に関する研究」の一環として、物理探査を幌延町沿岸域等で実施しますので、お知らせいたします。
【調査概要】
幌延町浜里・下沼地区において電磁法探査を、道道浜里・下沼線(一部町道)において反射法地震探査の2種類の物理探査を実施します。
電磁法探査では、自然界に存在する電磁波などを観測して地下の電気抵抗を調べ、地層ごとの電気抵抗の違いから地下の地質構造を推定する方法です。
反射法地震探査では、下沼付近から浜里までの間で受振器を道路沿いに配置し、起振車で人工的な振動を地中に伝え、反射波、屈折波として戻ってくる波を地表面で電気信号として測定することで地質構造を調べます。
なお、本調査で用いる電流や振動による周辺環境や人体、動植物への影響はありません。
電磁法探査概要図
反射法地震探査概要図
【期間】
電磁法探査:平成21年11月1日から平成21年12月15日
反射法地震探査:平成21年12月12日から平成21年12月26日
【場所】
実施場所は下図のとおりです。
以上