プレスリリース

幌延町沿岸域等での物理探査の実施について

平成21年8月28日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

幌延町沿岸域等での物理探査の実施について

幌延深地層研究センターは、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究「沿岸域塩淡境界・断層評価技術に関する研究」の一環として、物理探査を幌延町沿岸域等で実施しますので、お知らせいたします。

【調査概要】
沿岸域の塩淡境界や断層の評価技術に関する研究の一環として、電磁法探査と反射法地震探査の2種類の物理探査を実施します。電磁法探査では浜里沖を対象として、自然界の電磁波や地表で人工的に発生させた微弱な電磁波を海底に沈めた装置で受信し、海側の地質構造を調べます。反射法地震探査では、下沼から浜里までの間で起振装置と受振器を道路沿いに配置し、これらを少しずつ移動させながら、陸側の地質構造を調べます。本調査で用いる電流や振動は微弱であり、周辺環境や人体、動植物への影響はありません。

電磁法探査のイメージ図

電磁法探査で使用する受信機

反射法地震探査のイメージ図

(左)起振装置による実施状況  (右)反射法地震探査で使用する受信機

【調査期間】
平成21年9月8日から平成21年9月30日(予定)

【実施場所】
実施場所は下図の通りです。

実施場所地図

(国土地理院発行5万分の1地形図を加筆、縮小)

以上

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