プレスリリース

幌延町内における地震探査の実施について

平成20年9月5日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

幌延町内における地震探査の実施について

幌延深地層研究センターは、財団法人電力中央研究所との共同研究「地質・地下水環境特性評価に関する研究」の一環として、幌延町内において地震探査を実施いたしますのでお知らせいたします。

【調査概要】
地震探査は、起振機などで人工的に発生させた振動が地下に伝わる性質を用いて、この振動波を電気信号として観測することで地質分布や地質構造を把握する調査です。
本調査では、起振車により発生させた人工的な振動を地中に伝えて反射波、屈折波として戻ってくる波を地表面で電気信号として測定することにより、地下の地質構造を推定します。
なお、本調査で使用する振動周波数は、10Hzから数10Hz程度の低周波であり、1測点当たり数分程度の測定であることから、周辺環境や人体、動植物への影響はありません。

調査概要図

調査概要図

起振車(バイブロサイス車)

【調査期間】
平成20年9月8日~平成20年9月30日(予定)

【調査場所】
幌延町字下沼から字幌延(幌延町市街地西方から沿岸域方面)の道路沿い(延長約7km)

調査場所

以上

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