プレスリリース

北進気象観測所における観測装置の設置について

平成20年6月6日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

北進気象観測所における観測装置の設置について

幌延深地層研究センターでは、幌延深地層研究計画 平成20年度調査研究計画に基づき、幌延町北進地区の気象観測所(北進気象観測所)において、降水量や蒸発散量、地盤の浸透特性などを観測する装置を設置しますので、下記のとおりお知らせいたします。

【目  的】
表層水理調査の一環として観測している降水量や蒸発散量、地盤の浸透特性について、これまでの観測結果を確認するための装置を設置し、精密な観測を行います。

【実施予定期間】
平成20年6月9日(月) ~ 平成20月7月11日(金)

【実施場所】
北進気象観測所(北海道天塩郡幌延町字北進496番地6)

【実施内容】
北進気象観測所敷地内において、地下ピット(幅2m×長さ3m×深さ2m)を掘削・施工し、内部に土壌を充填した円筒状のステンレス製容器(内径約1m、深さ1.5m)を設置します。充填した土壌中には土壌水分計などの計測器を取り付けます。設置後は、周辺の環境に合わせた植物を生植し、降水量や蒸発散量、地盤の浸透特性などの精密な観測を行います。設置作業は掘削機械(バックホウ)やダンプカーを用いて行います。

観測装置模式図

調査位置図

以上

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